サミュエル・スマイルズ

サミュエルスマイルズ サミュエル・スマイルズ

プロフィール

Samuel Smiles (1812~1904)
1812年スコットランドで生まれる。外科医を開業するが、のちに『リーズ・タイムズ』の編集や鉄道事業にかかわるようになる。蒸気機関車の発明者G・スチーブンソンをはじめ、産業革命で功績のあった人々の伝記を発表して好評を博した。偉人の実生活から教訓をとった『自助論』は中村正直によって『西国立志編』として訳出され、明治維新後の青年たちに親しまれ、近代日本の礎をつくる上で大きな影響を与えた。スマイルズの著書は世界中で読み継がれ、「天は自ら助くる者を助く」という一文は特に有名。