猪口さん、なぜ少子化が問題なのですか?

猪口さん、なぜ少子化が問題なのですか?

著 | 猪口邦子
1100円 (税込) ※1

ページ数:220ページ
発売日:2007/2/25
ISBN:978-4-88759-527-9

Product description 商品説明

昨今、少子化という言葉を目にしない日はないが、その問題の深刻さについて、本当のところを理解している人は非常に少ない。このままいくと、2050年、人口は東京オリンピック時と同じ1億人になる。1億人でもかまわないかもしれない、65歳以上の人の割合が同じなら……。かつての6.6%に対し、その数37%だという。そこに待っている社会とは? 少子化の原因、その鍵を握るワーキングマザーの実態、そして、政治と個人にできることを、現職衆議院議員であり、前少子化担当大臣猪口邦子と、ワーキングマザーとその予備軍のためのウェブサイト「ムギ畑」の主宰で、数々の賞をとる気鋭のアナリスト勝間和代が、あらゆる角度から検証する本書は、少子化問題の全容を知る貴重な1冊であると同時に、とその現象に映し出されている「近代」の本質と、ポストモダンとしての21世紀型価値観の提言の書でもある。
著者略歴
猪口邦子(いのぐち くにこ)
衆議院議員。1982年、エール大学政治学博士号(Ph.D)取得。千葉県生まれ。
1983~4年、ハーバード大学国際問題研究所客員研究員。1990年、上智大学法学部教授。2002~4年、軍縮会議日本政府代表部特命全権大使、2003年には、軍縮会議(ジュネーブ)議長を務める。2005~6年には、小泉内閣のもと、内閣府特命の少子化・男女共同参画担当大臣を務める。大学教授の夫と、双子の娘の4人暮らし。

勝間和代(かつま かずよ・ムギ)
東京都生まれ。経済評論家(兼公認会計士)。早稲田大学ファイナンスMBA、慶應義塾大学商学部卒業。19歳で会計士補の資格を取得した後、21歳で長女を出産。在学中から監査法人に勤めるが、ワーキングマザーとしての働きにくさから外資系企業に転職。以後、アーサー・アンダーセン(公認会計士)、マッキンゼー(戦略コンサルタント)、JPモルガン(ディーラー・証券アナリスト)を経て、経済評論家として独立、生活感覚と専門知識を共に持つのが特徴。男女共同参画会議「仕事と生活の調和に関する専門調査会」委員。97年からワーキングマザーとその予備軍のための無料会員制ウェブサイト「ムギ畑」 (http://www.mugi.com)を主宰。
2005年、ウォール・ストリート・ジャーナルから、「世界の最も注目すべき女性50人」に選ばれる。2006年、エイボン女性大賞を史上最年少で受賞。3女の母。著書に「猪口さん、なぜ少子化が問題なのですか?」、「インディでいこう」、「無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法」(以上ディスカヴァー21)、「マッキンゼー組織の進化」(ダイヤモンド社、共著)、編書に「4,000人に聞きました、ハッピーワーキングマザーBOOK」(講談社)などがある。

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※1 店舗ごとの消費税の端数の計算方法の違いによっては、お会計額に誤差が生じる場合があります。