冒険に出よう

冒険に出よう

著 | 安藤美冬
1320円 (税込) ※1

ページ数:208ページ
発売日:2012/11/28
ISBN:978-4-7993-1183-7

Product description 商品説明

安藤美冬 32 歳。
やりたいことが見つからない。数字ではかれる実績もない。日本不況の真っ只中、30歳で会社を飛び出した私は、ソーシャルメディアでの発信を駆使し、「あなたと一緒に仕事をしたい」と思わせることで、自分の仕事をつくっています。

この本は、厳しいと言われる時代を、自分らしく、自由に生き抜くための、安藤美冬の「サバイバル・マニュアル」です。


〈本書の一部〉
「確かなもの」が見えにくい、変化の激しいこの時代。
私は「無名の個人にこそチャンスがある」と声を大にして言いたい。

大きなフィールドで活躍するチャンスをつかもうと思ったとき、今までの成功モデルは、こうでした。
○○大会優勝、××社で営業成績ナンバー1、資格多数保持……、など、いわゆる数字ではかれる実績や結果という「成功」があって、はじめてその人を周りが評価し、メディアが注目し、さらなる活躍の場が増える、というものです。

しかし、ソーシャルメディアが発達した今、少しだけ、そこに変化が起きているように思います。ツイッターやブログの普及により、誰もが「自分メディア」を持てるようになりました。そして「自分メディア」での発言や、その人の個性や魅力が周りに評価され、それがソーシャルメディア上で話題となり拡散される、あるいはマスメディアが注目して取り上げられるなかで仕事が発生し、実績をつくっていく。
さきに述べた「従来の成功モデル」とは、全く逆のパターンです。
やり方次第で「無名の個人」がチャンスをつかむことができる、恵まれた時代なのです。

まさに私は後者のやり方でチャンスをつかんできました。実績ゼロ、経験ゼロから、ソーシャルメディアで発信することからスタートしました。その新しいやり方に「共感し、応援してくれる人」が増え、雑誌をはじめラジオやテレビからも出演依頼が入るようになり、さらなる仕事が舞い込んでくる、というサイクルです。

このサイクルを起こすには、思いきって未熟で未完成な、等身大の自分をさらけ出すことです。
自分が今、感じていること。やりたいこと。なりたい姿。
情熱的な自分も、もがいている自分も、落ち込んでいる自分も、走り続けるありのままの自分を見せる。
かっこつけようとしなくていいのです。その素の姿にこそ、共感し、応援してくれる人が集まり、次第にチャンスの扉が開けていくのです。

未熟でも未完成でもまずは行動を起こすこと。チャンスがきたらのってみること。目の前のことを一生懸命やること。あきらめずに努力すること。そうすれば、いつしか辿り着きたいと願っていた場所へ導かれるのだと思います。

Author description 著者情報

安藤美冬

1980年生まれ、東京育ち。慶應義塾大学卒業後(株)集英社を経て独立。
肩書や専門領域にとらわれない独自のワーク&ライフスタイルを実践し、「TABI LABO」「DRESS」など人気Webメディアでの連載のほか、商品企画、大学講師、コメンテーターなど幅広く活動。
著書に7万部突破の『冒険に出よう』(小社刊)、『やる気があっても長続きしない人の「行動力」の育て方』(SB クリエイティブ)などがある。
会員制有料コミュニティ「Wonderland」主宰。
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