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市民自治
1100円 (税込) ※1
ページ数:280ページ
発売日:2014/2/21
ISBN:978-4-7993-1453-1
Product description 商品説明
「市民自治」という以上、市民が自分たちでできることは、まず自分たちの権限と責任で全部やっていく、これがスタートです。どうしても自分たち、民間でできないことは、税金を払って行政にやらせます。行政は、納税者であり主権者である市民の意思に基づいて仕事をしなければなりません。これは市民社会の原則です。まず国があって、国から都道府県におろし、都道府県が市町村におろす、さらに市町村が住民におろす、というような考え方とはベクトルを逆にする必要があります。国家から出発して社会をつくるのではなく、市民から出発して社会をつくっていくのです。
Index 目次
序章 市民から出発する
市民から出発して社会をつくる
地域の質を高め、小さくする
自治が本当に必要になる
1章 市民が行政をコントロールする
Ⅰ 分権とは何か
市民が、国と自治体に権限を分ける
首長・議会の都合でなく、市民の意思で
Ⅱ 主権者市民はいかにして行政をコントロールするか
1 自治の土台は直接民主主義
2 大事なことは市民が直接決める
市民が直接、権力を行使する
3 選挙とローカルマニフェスト
4 首長?行政?への市民参加
(1) 計画策定への市民参加
(2) 聖域にこそ市民の直接参加
補助金の公募と市民審査
民間から職員採用の試験委員を選ぶ
(3) 予算編成の公開と市民参加
予算案の情報を公開する
自分の要望から出発しつつ、まち全体を考える
(4) オオバン市民債の挑戦
財政面での市民参加
5 議会への市民参加
請願・陳情は市民の政策提言
議案審議にも市民が参加する
議員個人の賛否も公表すべき
議会は首長よりも情報力がある
6 参加市民と首長・議会の緊張関係こそ大切
7 首長・議会の意思を市民が是正する――常設型住民投票
実施の決定権は市民が持つ
重要政策の決定に市民の関与を広げる
住民投票を誰が発議するか
市民の責任も重い
Ⅲ 市民の自治力
1 合意を生み出す力
対話の場をつくる
自らの内面を掘り下げる
2 熟議とソーシャルメディア
「新仕分け」の試みから
自治体議会へツイートを
熟議とネットの相互作用
2章 2元代表制における首長と議会
Ⅰ 首長はどうあるべきか
1 行政の本質は「権力」
権力は誰のためにあるか
2 「権力」という危険物を扱う仕事
誰とも特別な関係にならない
市民やNPOともオープンな関係を
首長の多選について考える
3 いちばん問題のあるところに、いちばん沸騰しているときに行く
12年間、市民とケンカし続けてきた?
4 国ではなく、市民を見る
国より市民との信頼関係が大事
たった一つの自治体が国の方針を変える
困難な道を選択できるようにする
Ⅱ 議会はどうあるべきか
1 議会は自治体の意思決定機関
陳情議会は地域をつぶす
2 意思決定機関として必要なもの
議員同士の議論は行われているか
議会での議案の修正を当たり前にする
決定機関としての説明責任
Ⅲ 首長と議会は緊張関係にあるべきだ
1 首長も議会も、市民と直接結びつく
2 2元代表制を徹底させる│我孫子市の経験
首長と議会はオープンな場で議論する
予算案も議会審議で修正
3 首長と議会のパワーバランス
議会が基本構想・基本計画案をつくる
市民に見える自治体運営に
4 改革派議会に期待する
改革派首長とは何か
改革派議会の登場
Ⅳ 市民の自治体に「自治基本条例」は不可欠
自治体憲法としての自治基本条例
対 で否決された「我孫子市自治基本条例」案
否決から見えてくる課題――議会への市民参加
3章 市民の公共をつくる
Ⅰ 公共を変える
1 公共の3つの領域を変える
2 3つの領域の関係性を変える
行政の一方的な決定とコスト削減の問題点
「公共は官だけで担ってきた」という嘘
質が高い実施者に発注するのが行政の役割
民間との対話で決めることが大切
3 提案型公共サービス民営化
全事業を対象にできるのはなぜか
民間の発想を生かした提案
初めは概略の提案でよい
質の「ものさし」は民間が提案する
行政が出したいものでなく、民間がやりたいものを
制度は歩きながら作っていく
Ⅱ 民間と行政の連携
1 市民と行政の「協働」とは何か
行政は「主権者市民」の〈しもべ〉だが、「事業者市民」とは対等な関係
受益者市民のために連携
2 NPOと行政│協働の類型
「協働」でごまかすな
協働の本当の基本形とは
「協働」という言葉からは卒業しよう
3 「大きな公共」と「小さな政府」
終章 逆立ちをやめ、市民から出発しよう
1 行政の利益か、公共の利益か
2 事業仕分けで行政を「見える化」する
既存事業、そもそも必要か
全面公開と「外部の目」
理念だけよくてもダメ
仕分け対象事業の選択も公開
3 行政は権力、それは何のためにあるか
市民の自由を守るために権力はある
権力という危険物を意識する
4 市民が行政を変える
公共施設─量を減らし質を高める
主権者市民になる
5 市民起点で社会をつくる
すべて逆立ちしていないか?
一人ひとりの「想い」から出発する
市民から出発して社会をつくる
地域の質を高め、小さくする
自治が本当に必要になる
1章 市民が行政をコントロールする
Ⅰ 分権とは何か
市民が、国と自治体に権限を分ける
首長・議会の都合でなく、市民の意思で
Ⅱ 主権者市民はいかにして行政をコントロールするか
1 自治の土台は直接民主主義
2 大事なことは市民が直接決める
市民が直接、権力を行使する
3 選挙とローカルマニフェスト
4 首長?行政?への市民参加
(1) 計画策定への市民参加
(2) 聖域にこそ市民の直接参加
補助金の公募と市民審査
民間から職員採用の試験委員を選ぶ
(3) 予算編成の公開と市民参加
予算案の情報を公開する
自分の要望から出発しつつ、まち全体を考える
(4) オオバン市民債の挑戦
財政面での市民参加
5 議会への市民参加
請願・陳情は市民の政策提言
議案審議にも市民が参加する
議員個人の賛否も公表すべき
議会は首長よりも情報力がある
6 参加市民と首長・議会の緊張関係こそ大切
7 首長・議会の意思を市民が是正する――常設型住民投票
実施の決定権は市民が持つ
重要政策の決定に市民の関与を広げる
住民投票を誰が発議するか
市民の責任も重い
Ⅲ 市民の自治力
1 合意を生み出す力
対話の場をつくる
自らの内面を掘り下げる
2 熟議とソーシャルメディア
「新仕分け」の試みから
自治体議会へツイートを
熟議とネットの相互作用
2章 2元代表制における首長と議会
Ⅰ 首長はどうあるべきか
1 行政の本質は「権力」
権力は誰のためにあるか
2 「権力」という危険物を扱う仕事
誰とも特別な関係にならない
市民やNPOともオープンな関係を
首長の多選について考える
3 いちばん問題のあるところに、いちばん沸騰しているときに行く
12年間、市民とケンカし続けてきた?
4 国ではなく、市民を見る
国より市民との信頼関係が大事
たった一つの自治体が国の方針を変える
困難な道を選択できるようにする
Ⅱ 議会はどうあるべきか
1 議会は自治体の意思決定機関
陳情議会は地域をつぶす
2 意思決定機関として必要なもの
議員同士の議論は行われているか
議会での議案の修正を当たり前にする
決定機関としての説明責任
Ⅲ 首長と議会は緊張関係にあるべきだ
1 首長も議会も、市民と直接結びつく
2 2元代表制を徹底させる│我孫子市の経験
首長と議会はオープンな場で議論する
予算案も議会審議で修正
3 首長と議会のパワーバランス
議会が基本構想・基本計画案をつくる
市民に見える自治体運営に
4 改革派議会に期待する
改革派首長とは何か
改革派議会の登場
Ⅳ 市民の自治体に「自治基本条例」は不可欠
自治体憲法としての自治基本条例
対 で否決された「我孫子市自治基本条例」案
否決から見えてくる課題――議会への市民参加
3章 市民の公共をつくる
Ⅰ 公共を変える
1 公共の3つの領域を変える
2 3つの領域の関係性を変える
行政の一方的な決定とコスト削減の問題点
「公共は官だけで担ってきた」という嘘
質が高い実施者に発注するのが行政の役割
民間との対話で決めることが大切
3 提案型公共サービス民営化
全事業を対象にできるのはなぜか
民間の発想を生かした提案
初めは概略の提案でよい
質の「ものさし」は民間が提案する
行政が出したいものでなく、民間がやりたいものを
制度は歩きながら作っていく
Ⅱ 民間と行政の連携
1 市民と行政の「協働」とは何か
行政は「主権者市民」の〈しもべ〉だが、「事業者市民」とは対等な関係
受益者市民のために連携
2 NPOと行政│協働の類型
「協働」でごまかすな
協働の本当の基本形とは
「協働」という言葉からは卒業しよう
3 「大きな公共」と「小さな政府」
終章 逆立ちをやめ、市民から出発しよう
1 行政の利益か、公共の利益か
2 事業仕分けで行政を「見える化」する
既存事業、そもそも必要か
全面公開と「外部の目」
理念だけよくてもダメ
仕分け対象事業の選択も公開
3 行政は権力、それは何のためにあるか
市民の自由を守るために権力はある
権力という危険物を意識する
4 市民が行政を変える
公共施設─量を減らし質を高める
主権者市民になる
5 市民起点で社会をつくる
すべて逆立ちしていないか?
一人ひとりの「想い」から出発する
※1 店舗ごとの消費税の端数の計算方法の違いによっては、お会計額に誤差が生じる場合があります。