財政破綻に備える
1100円 (税込) ※1
ページ数:180ページ
発売日:2015/6/18
ISBN:978-4-7993-1577-4
Product description 商品説明
1000兆円を超える財政赤字、すでに1945年の敗戦時を上回っている日銀のバランスシートに占める国債の割合、
そして円安による輸入物価の上昇……。
財政破綻や円暴落のリスクは、もはや回避不可能ではないかと思われるぐらい高まっている。
万一現実化した場合に、その被害者となり苦しみを味わうのは国民だ。
安倍総理は責任を取って首相を辞めるだけで、被害は補償してくれない。
本書はアベノミクスが生むリスクとコストについて警鐘を鳴らすとともに、
危機への備えとしての地域社会自立の重要性を論じ、
物質的な豊かさのみの追求から脱し「足るを知る」新しい価値観を築くことを提唱する。
そして円安による輸入物価の上昇……。
財政破綻や円暴落のリスクは、もはや回避不可能ではないかと思われるぐらい高まっている。
万一現実化した場合に、その被害者となり苦しみを味わうのは国民だ。
安倍総理は責任を取って首相を辞めるだけで、被害は補償してくれない。
本書はアベノミクスが生むリスクとコストについて警鐘を鳴らすとともに、
危機への備えとしての地域社会自立の重要性を論じ、
物質的な豊かさのみの追求から脱し「足るを知る」新しい価値観を築くことを提唱する。
Index 目次
第1章 迫りくる財政破綻の足音
1 財政破綻の最大の被害者は「国民」
預金が紙切れになり、職もなくなる
公共事業も停滞し、社会保障もなくなる
財政が破綻すれば、困るのは国ではなく国民!
2 実際に内外で起きた財政破綻の悲惨さ
戦後のハイパーインフレは、何と100倍!
対外的なデフォルトか、それとも国内的なデフォルトか
ヨーロッパ中に飛び火しかねなかったギリシャの金融危機
財政破綻したら、どの国でも自国通貨をドルに換金する
3 日本の財政状況はいかに危機的なのか
政府の債務は1000兆円を突破している
アベノミクスによる日銀の金融緩和で国債市場は異常事態
住宅ローンの変動金利に潜む危険
格付け引き下げの影響は計り知れない
第2章 財政破綻の引き金のロックはもう外れている
1 財政破綻が起こるメカニズム
財政破綻はどうやって起きるのか?
何がトリガーとなって金利が上昇するのか
2 財政の信認を維持するために必要なこと
アベノミクスは激辛な財政刺激策だ
2020年のプライマリーバランス赤字は9.4兆円
コラム なぜ、プライマリーバランスの黒字化が必要なのか?
政府試算でも金利が上昇、財政収支の赤字は悪化する
現実的な経済成長率の前提で議論すべきなのだ
すでに危機に備える動きが始まっている
第3章 円高トレンドから円安トレンドへ
1 日本大バーゲンセールが始まった
「爆買い」する中国人
かつてあった日本人の「爆買い」
買い漁られる日本の不動産
失われつつある円高シールド
「爆買い」をありがたがってばかりはいられない
2 はたして円安は日本にとって好ましいのか
「円安は善、円高は悪」は時代遅れの発想
通貨の価値は国力を表す
1ドル1円から始まった円ドルレート
円安進行が招く国力の低下
第4章 自立した地域社会が日本を救う
1 自立した地域社会を構築する
いざというとき国は頼りにならない
分散ネットワーク化でサブシステムの構築を
これが真の成長戦略だ
2 地産地消を進める
地産地消は万一に備えた「方舟」
付加価値の地産地消につながる六次産業化に期待
成功例の積み重ねが地産地消を促進する
エネルギーの地産地消を進める
エネルギーを自分たちの手に取り戻す
お金の地産地消を可能にする地域通貨
地産地消から生まれる「心の自立」
3 都会と田舎をつなげる
「都会」を支える「田舎」の存在
田舎の存続にもっと目を向けよう
川上村はなぜ「奇跡の村」と呼ばれるのか
都会と田舎の志をつなげる「ふるさと投資」
地方に新しい事業を生み出す
都会の人たちを引きつける直島の魅力
田舎を志向する都会の人が増えている
どんな地域にもその地域ならではの魅力がある
4 世界とつながる
「韓流」はしたたかなマーケティング戦略の成果
グローバル・マーケティングが生んだ成功
グローバル戦略で復活したフランスのワイン産業
グローバル戦略で逆境を克服して世界の酒になった『獺祭』
なぜ國酒プロジェクトを国家戦略と位置づけたのか
世界とつながることは万一の危機への備えにもなる
第5章 「足るを知る」ことが第一歩
1 意識を変えれば社会は変わる
当たり前の日常が一番の幸せ
震災の後に感じたことを思い出そう
2 豊かなのに不幸せな日本人
豊かさとはなにか
もはや物質的な豊かさを追い求める時代ではない
なぜ日本人は幸せと感じられないのか
3 「次の豊かさ」の実現のために
すべての人に「居場所と出番」がある社会
「新しい成長」につながる「新しい公共」の推進
お金そのものに価値が生まれるいびつな社会
「次の豊かさ」の実現につながる「足るを知る」こと
危機に備えるためにも「足るを知る」ことを
1 財政破綻の最大の被害者は「国民」
預金が紙切れになり、職もなくなる
公共事業も停滞し、社会保障もなくなる
財政が破綻すれば、困るのは国ではなく国民!
2 実際に内外で起きた財政破綻の悲惨さ
戦後のハイパーインフレは、何と100倍!
対外的なデフォルトか、それとも国内的なデフォルトか
ヨーロッパ中に飛び火しかねなかったギリシャの金融危機
財政破綻したら、どの国でも自国通貨をドルに換金する
3 日本の財政状況はいかに危機的なのか
政府の債務は1000兆円を突破している
アベノミクスによる日銀の金融緩和で国債市場は異常事態
住宅ローンの変動金利に潜む危険
格付け引き下げの影響は計り知れない
第2章 財政破綻の引き金のロックはもう外れている
1 財政破綻が起こるメカニズム
財政破綻はどうやって起きるのか?
何がトリガーとなって金利が上昇するのか
2 財政の信認を維持するために必要なこと
アベノミクスは激辛な財政刺激策だ
2020年のプライマリーバランス赤字は9.4兆円
コラム なぜ、プライマリーバランスの黒字化が必要なのか?
政府試算でも金利が上昇、財政収支の赤字は悪化する
現実的な経済成長率の前提で議論すべきなのだ
すでに危機に備える動きが始まっている
第3章 円高トレンドから円安トレンドへ
1 日本大バーゲンセールが始まった
「爆買い」する中国人
かつてあった日本人の「爆買い」
買い漁られる日本の不動産
失われつつある円高シールド
「爆買い」をありがたがってばかりはいられない
2 はたして円安は日本にとって好ましいのか
「円安は善、円高は悪」は時代遅れの発想
通貨の価値は国力を表す
1ドル1円から始まった円ドルレート
円安進行が招く国力の低下
第4章 自立した地域社会が日本を救う
1 自立した地域社会を構築する
いざというとき国は頼りにならない
分散ネットワーク化でサブシステムの構築を
これが真の成長戦略だ
2 地産地消を進める
地産地消は万一に備えた「方舟」
付加価値の地産地消につながる六次産業化に期待
成功例の積み重ねが地産地消を促進する
エネルギーの地産地消を進める
エネルギーを自分たちの手に取り戻す
お金の地産地消を可能にする地域通貨
地産地消から生まれる「心の自立」
3 都会と田舎をつなげる
「都会」を支える「田舎」の存在
田舎の存続にもっと目を向けよう
川上村はなぜ「奇跡の村」と呼ばれるのか
都会と田舎の志をつなげる「ふるさと投資」
地方に新しい事業を生み出す
都会の人たちを引きつける直島の魅力
田舎を志向する都会の人が増えている
どんな地域にもその地域ならではの魅力がある
4 世界とつながる
「韓流」はしたたかなマーケティング戦略の成果
グローバル・マーケティングが生んだ成功
グローバル戦略で復活したフランスのワイン産業
グローバル戦略で逆境を克服して世界の酒になった『獺祭』
なぜ國酒プロジェクトを国家戦略と位置づけたのか
世界とつながることは万一の危機への備えにもなる
第5章 「足るを知る」ことが第一歩
1 意識を変えれば社会は変わる
当たり前の日常が一番の幸せ
震災の後に感じたことを思い出そう
2 豊かなのに不幸せな日本人
豊かさとはなにか
もはや物質的な豊かさを追い求める時代ではない
なぜ日本人は幸せと感じられないのか
3 「次の豊かさ」の実現のために
すべての人に「居場所と出番」がある社会
「新しい成長」につながる「新しい公共」の推進
お金そのものに価値が生まれるいびつな社会
「次の豊かさ」の実現につながる「足るを知る」こと
危機に備えるためにも「足るを知る」ことを
※1 店舗ごとの消費税の端数の計算方法の違いによっては、お会計額に誤差が生じる場合があります。