コネ持ち父さんコネなし父さん

コネ持ち父さんコネなし父さん

著 | 川下和彦
1650円 (税込) ※1

発売日:2016/2/10
ISBN:978-4-7993-1835-5

Product description 商品説明

「仕事ができるかどうかは、コネを持っているかどうかです」

 あなたは「コネ」にどんなイメージを持っているでしょうか?
「親のコネ」「コネ入社」という表現に代表されるように、「縁故」という印象が強く、一様に「アンフェアな反則行為」のようにとらえられることが多いと思います。
 しかしビジネスの世界では、とにかく成果をあげた者が評価されるのは当然のことです。特に、自分でビジネスをつくり出したり、前例のないプロジェクトに挑んだりするような、高いレベルの仕事をするときには、社内外の人間関係が非常に重要になってきます。多くの経営者は、「コネも実力のうち」と考えています。

できる人が実践しているすごい“人脈”のつくり方とは?

 本書には、ふたりの対照的な人物が登場します。
 自分の都合のいいように「使える人脈」を手っ取り早く手に入れようと、異業種交流会に行き「人脈づくり」に明け暮れる「コネなし父さん」。
 一方、志を同じくする人、お互いに尊敬し合える人たちと一対一でじっくり信頼関係を築こうとする「コネ持ち父さん」。
 コネゼロだった著者が試行錯誤しながら、十数年をかけてたどり着いたコネクションづくりのノウハウを余すところなく大公開! 最短であなたにとって理想的な人間関係を築く方法をお伝えします。

<目からウロコ!人脈づくりの新常識>
・「人脈をつくること」を目的にしない
・異業種交流会には行かない
・自分を売り込まない
・一対一で信頼関係を築く
・人脈を自分だけのものにしようとせず、人と人を紹介する
・会への出席は7:2:1の比率を守る

<こんな人におすすめです>
・志を同じくする仲間と大きな仕事を成し遂げたいと思っている人
・組織や肩書ではなく、「固有名詞」で仕事がしたいと思っている人
・尊敬できる人たちに囲まれ、常に自分を成長させたいと思っている人

Index 目次

もくじ

はじめに
 妬む暇があるなら、自力で「コネ」をつくればいい
 「先天的コネ」と「後天的コネ」
 地獄の沙汰も「コネ」次第
 コネはビジネスの「必須科目」
 「コネなし」だった私

教えの書
コネ持ち父さんの七訓
 其の一 「おコネ持ち」になりたければ、
    「おカネ持ち」に学ぶべし
 其の二 つながること自体を目的にせず
    つながる「目的」を持つべし
 其の三 おコネ持ちの
    つながり方を知るべし 
 其の四 「広く浅く」より「狭く深く」
    「一対一」のパイプを太くすべし
 其の五 「利他の精神」で
    人の役に立つコネクションをつくるべし
 其の六 「第三者信頼」を獲得すべし
 其の七 見返りを求めるべからず
    「結果」は後からついてくる

準備の書
コネづくりの心構え
 「コネ」の時代
 直接たくさんの人とつながらなくていい
 一○○人の「フォロワー」より一人の「戦友」
 選択と集中でたっぷり時間ができる
 「目的」でコネクションをしぼる
 異業種交流会の落とし穴
 あなたの時間は相手の時間
 紹介依頼は慎重に

実践の書 ステップ1
     ストロー・コネクションをつかむ
 ターゲットにロックオン!
 コネクション投資は惜しまない
 バカだと思われても、覚えられないよりマシ
 幹事が「ハブ」になってくれるパーティーは大チャンス
 パーティータイムに欲張らない
 「縁結び」は「円結び」
 自分のことを売り込まない
 短時間で相手の取材をするコツ
 拙速に友だち申請を出さない
 アウェイからホームへ持ち込むべし
 ヤルヤル詐欺になっちゃダメ!
 短期間で仲良くなるには「イッキ見」作戦
 ノリ、重要です!
 断りの流儀
 あなたの都合、聞いてません!
 参加できなかったときのNGワード

実践の書 ステップ2
惜しみなくコネを提供する
 面倒な依頼こそ、ダイヤの原石である
 自分で、やろう
 「万年幹事、万年下座」でいいじゃないか
 幹事修行はお店のレパートリーを増やす大チャンス
 「才人の合コン」を企てる
 幹事の段取り術
 イベントで一挙両得
 イベントでは蜂になれ
 ゲストをひとりぼっちにさせるな
 参加者こそがいちばんのコンテンツ
 ソーシャルメディアを駆使すればカンタン!
 誘い上手な文章のツボ

 実践の書 ステップ3
     おコネ持ちスパイラルを起こす
 「無欲のギブ」がリターンを呼ぶ
 「目先の利益」に目を奪われない
 「マタイ効果」で大きな仕事がやってくる
 「おコネ持ちスパイラル」に乗る
 目指すは「人のデパート」成果は後からついてくる
 コネクションが生む「もう一つの作用」
 コネクションを「アップデート」し続ける
 「固有名詞」で仕事をする
 「おもしろい人リスト」に乗る
 ビジネスは「人・人・人」
 スパイラルを止める二つのこと
 愛だろっ、愛。
 もう一つのエンディング

おわりに

Author description 著者情報

川下和彦

PRディレクター
大学兼任講師(2016年1月現在)1974年兵庫県生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。2000年総合広告会社に入社。マーケティング部門、PR部門を経て、ジャンルを超えた企画と実施を担当。自動車、食品・飲料、IT、トイレタリーなど、幅広い領域で大手クライアント業務の制作責任者を務める。積極的に社外の人材と交流し、業界を問わず、広いネットワークを持つ。現在は本業の傍ら大学で教鞭をとりながら東洋経済オンラインをはじめとする複数のメディアに連載や書評を寄稿している。
著書に『勤トレ 勤力を鍛えるトレーニング』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)がある。
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