伝える準備

伝える準備

著 | 藤井貴彦
1650円 (税込) ※1

ページ数:204ページ
発売日:2021/7/16
ISBN:978-4-7993-2738-8

Product description 商品説明

丁寧に視聴者を思いやる言葉が
「心に染みる」「上司にしたい」と人気の藤井アナ。
その裏にはストイックな努力と、
入社以来27年間続けてきた「5行日記」の習慣がありました。

何を書き留め、どのように言葉と向き合い、自分の土台を作り上げたのか、
を藤井アナ自身の言葉で綴った一冊。
まるで本人の声が聞こえてくるような文章を、ぜひお読みください。

★伝えたいことがある人に、おすすめです
・自分の考えがうまくまとまらない
・部下にもっと効果的な声かけをしたい
・日記やメモをつけているが、ただ書いているだけでうまく活かせていない
・言葉の力で、自分を変えたい

★発した言葉が、自分をつくる
「ほんのわずかな伝える準備で、自分の周りのみなさんの表情が変わっていきます。
その表情に囲まれたあなた自身も、さらにいい変化を見せ始めるでしょう。
悪循環を好循環に変えるのは、あなたの『伝える準備』です。」(「はじめに」より)

Index 目次

はじめに

1章 言葉を選ぶ。そして、ためておく
・経験が、言葉をつくる
・発する言葉があなたをつくる。だからこそ、言葉選びに時間をかけたい
・大切な瞬間に使う言葉こそ、とことん選ぶ
・日記は、自分を俯瞰で見るドローン
・自分を知るために、徹底的に書く
・書くことで、努力の仕方を見つけ出す
・「やりたくないこと」と向き合う2つの方法
・いつも心に絶対値
・「言葉の化学反応」を楽しむ
・アナウンサー人生で最初の失敗

2章 言葉の積み重ねが自分をつくる
・日記は自分自身へのインタビュー
・【日記のメリット1】1年前の自分、10年前の自分と比較できる
・【日記のメリット2】緊張もイライラも、すべて吸い取ってくれる
・【日記のルール1】5行だけ書く
・【日記のルール2】ボールペンで書く
・日記には「見出しとなる内容」と「ひと手間かかった言葉」を入れる
・何気ない一言を書き留めておく
・悩んでいる時、 疲れている時こそ書いてみる
・手書きだからこそ、「言葉を生んだ」意識が強まる
・日記を続けるために、手がかりを残す
・初心に帰るために、昔の日記を眺める
・大切な感情を思い出す

3章 自分の言葉を、相手に伝える
・すべての反応に責任を持つ
・ネガティブワードこそエネルギーの塊
・人前での発言が苦手だから、言葉の選び方に力を注ぐ
・「この言葉は 本当に届いているのか」
・取材は、一人の人間として丁寧に
・言葉は、自分の存在以上の力を持って戻ってくる

おわりに

Author description 著者情報

藤井貴彦

1971年生まれ。神奈川県出身。慶応義塾大学環境情報学部卒。
1994年日本テレビ入社。スポーツ実況アナウンサーとして、サッカー日本代表戦、高校サッカー選手権決勝、クラブワールドカップ決勝など、数々の試合を実況。2010年2月にはバンクーバー五輪の実況担当として現地に派遣された。
2010年4月からは夕方の報道番組「news every.」のメインキャスターを務め、東日本大震災、熊本地震、西日本豪雨などの際には、自ら現地に入って被災地の現状を伝えてきた。新型コロナウイルス報道では、視聴者に寄り添った呼びかけを続けて注目された。ワインエキスパート、SAKE DIPLOMA、宅地建物取引士。著書に『伝える準備』(ディスカヴァー)、『伝わる仕組み』(新潮社)、『伝えたい、この想い アナウンサーたちのロッカールーム』(東京ニュース通信社)がある。
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※1 店舗ごとの消費税の端数の計算方法の違いによっては、お会計額に誤差が生じる場合があります。