美しければすべて良し

美しければすべて良し

著 | 加藤ゑみ子
1870円 (税込) ※1

発売日:2022/8/26
ISBN:978-4-7993-2875-0

Product description 商品説明

何が心地よく、何が美しいことなのか。自分の美意識を持つことは、不確かな時代を生きる私たちの必修教養といえるでしょう。

美しい生活は、身体の疲れをとり、心を癒やして明日の自分を美しくします。つまり、「美しければすべて良し」なわけです
『お嬢さまことば』『気品のルール』『自分を躾ける』…etc
著作累計100万部超 加藤ゑみ子の集大成

Index 目次

第1部 上質生活は生活行為の美しさから

第1章 上質生活に必要な習慣
上質生活の習慣①「美の意味」を知れば効果抜群
1本当に美しいものは、形状や色彩、素材、サイズに必然性があります
2家庭内の道具こそ、美しいバランスのものを選びましょう
3心地よさから「美しい自分」がつくられます
4美しい空間の基本は、統一感です
5洋の美は、豪華さを重視しています
6和の美は、清貧の美を芯にしています
7美しさは心を癒してくれます
8純粋な情熱は時代を越えます
9日本人が感じる美は、シンプルな総合の美
10「用の美」を意識します
11美から良いエネルギーを受け取ります
上質生活の習慣②「丁寧さ」は上質生活の原点
12即効性のある三つの丁寧さを習慣にします
13空間に意識を向けます
14部屋のコーナーを美しく整えます
15生花で部屋を彩ります
16指先や髪型、アクセサリーなど、末端の丁寧さを習慣にします
17ゆっくり正確に行うことこそスピーディなので
18丁寧さこそ、上質生活の基本です
上質生活の習慣③「足るを知る」ための「生活技術」と「美しい生活行為」
19衣装は少しだけ所有します
20ほぼ誰にでも似合う衣装の基本ポイント
21時間や場所、目的に応じて装います
22アクセサリーの合わせ方
23定期的にワードローブをチェックします
24物を適切に管理し、出し入れする生活技術を高めます
25食器や調理道具も定期的に見直します
26所有物の量は収納容量で決めます
27家電製品は徹底的に使い、有効なものに買い換えます
28美しい習慣は美しい物から身につきます
29生活行為が「自分文化」をつくります
上質生活の習慣④美しさを倍増させる「清潔習慣」
30清潔習慣は、自分流儀をつくります
31自分の清潔ルールを編み出します
32ガラスを磨いて「清ら」を保ちます
上質生活の習慣⑤ 自分に相応しい「快適さ」
33快適に過ごすために時間を調整します
34自分と相手の快適さの違いを知ります
35ルーティーンにこだわりすぎないようにします
上質生活の習慣⑥ 上質生活の美しさを拡げる「見栄えの美」
36自分だけの「見栄えの色」を見つけます
37自分が良く見えるスタイルを作ります
38インテリアの見栄えはディスプレイです
上質生活の習慣⑦「美しいもの」を見つける5つの視点
39視点1 本質を知りましょう
40視点2 シンプルな美を見つけます
41視点3 季節感に敏感になります
42視点4 日常生活にストーリーを意識します
43視点5 バランス感覚が大切です

第2章 上質生活は創造的思考で組み立てる
創造的思考の組み立て方① 自然界の美に限りなく学び、内面に蓄積
44身近な自然を取り入れます
45自然の変化を受け止めます
46鳥たちから色彩を学びましょう
47見たい景色を見ておきます
創造的思考の組み立て方②「人は誰もが表現者」日常生活は美の宝庫 
48生活行為を美の表現のテーマにします
49直感力と直観力を鍛えます
創造的思考の組み立て方③「マイラグジュアリー」は、心のラグジュアリー 
50マイラグジュアリーへの近道は多様性を意識することです
51自分の内面を理解します
52五感を鍛えましょう
53得意でないことも取り込んで幅を広げます
54シンプリュクスとは本物志向です
55上質なものは人を育てます
創造的思考の組み立て方④「豊かな感情」で創る自分スタイル
56美しいものから感じて表現します
57言葉から豊かな感情を感じます
58表現することで感情を育てます
59衣食住&愉から感じたことを表現します
創造的思考の組み立て方⑤生活表現は「流れとバランス」に着目 
60住まいと生活行為に美しい流れをつくります 
61流れとつながりのバランスが大切です
62バランスでメリハリをつけます
創造的思考の組み立て方⑥「華」を見逃さない心地良い空間の演出 
63住まいの環境には最大限の予算をかけます
64ファブリックスの上手な活用方法
65家具は女性の感性に迫ります
66美しい椅子の名品を知っておきます
67安楽椅子の名品を知っておきます
68美しい椅子の使い方を知っておく
創造的思考の組み立て方⑦「センスが良い」のは先天的か 
69美しいものをたくさん見ます
70自分の美意識でアートを選びます
71 感性は後天的に身につけられます
72 生活の中でセンスアップする方法
73 住まいをセンスアップしましょう
74 感性を磨く8つの方法

第3章 美と健康をつくる生活習慣
美と健康の視点①「味覚」は美を知る入り口
75 身体が求めるものを食べましょう
76楽しい会話とともに食べることです
77自分で調理したものを食べます
美と健康の視点② 自分を創るのは「食物の養分」 
78旬の食材をシンプルに味わいます
79食事は季節に合わせましょう
80食材の組み合わせルール
美と健康の視点③「テーブルセッティング」は食生活の美と健康の要 
81盛りつけの達人になりましょう
82食生活にテーブルセッティングは必須です
83丁寧にセッティングする習慣をつけます
美と健康の視点④身体を整えるためには規則正しい「メンテナンス」
84体づくりを愉しみます
85メンテナンスの基本
86毎日の習慣を積み重ねます
87朝の散歩の楽しみ方
88股関節、下半身を中心に鍛えます
美と健康の視点⑤「深い眠りと正しい呼吸」の連動を感じる 
89脳に眠りの声がけをしましょう
90おりに触れ深呼吸しましょう
91ゆったり呼吸で身体を動かし続けます
美と健康の視点⑥美と健康を保つ「免疫力」 
92ストレスをためず気分転換します
93身体を冷やさない工夫をします
94腸内環境を整えます
95きちんと休んで疲れを取りましょう
美と健康の視点⑦柔らかい身体に柔らかい心  
96柔らかな身体は股関節から
97少しずつ可動域を拡げます
98穏やかな呼吸が柔らかさをつくります

第4章 美しさを独占する色彩の意味
色彩の意味①白―無彩色でありながら 
99白は個性的で崇高です
100日常的な白の活用方法
101白の多様性と意味
色彩の意味②黒は個性的
102日常生活での黒の使い方
色彩の意味③色彩の特性効果は興味深い 
103肌も色を感じます
104色彩の効果いろいろ
色彩の意味④「生活の色彩」を考えて美意識向上 
105住まい全体での色使いを考えます
106色彩効果はすべての決め手
107ファッションは色が命です
108小物はいつも同じ色でも成り立ちます
109食材の色彩の効果は多様です
110食器は季節ごとに入れ替え美味しさを引き立てます
色彩の意味⑤色彩は「感覚の歴史」 
111色は光です
112色の歴史と意味
113人々の好みで色彩の感覚の歴史が変わります
114和の色と洋の色の違いを知っておきます
色彩の意味⑥自然のいやしの色 櫻色 
115さまざまな桜の種類と美しさ
116桜の植え方・楽しみ方もさまざまです

第2部 強く生きるための美しい内面、それは心肝に気品

第5章 感情的な知性を育てる美しい生活
感情的な知性の育て方①いつも「感情」が求めているのは「幸せ」
117動物たちとふれあい、癒されます
118小さな幸せをたくさん見つけましょう
119幸せホルモンを活性させましょう
120「達成感」は、すぐそこにある幸せです  
121幸せになる必要条件を心にとめておきます
感情的な知性の育て方②「感情のセルフマネジメント」で良い感情習慣 
122感情は自分の個性です
123自分の感情を素早く感じとります
124 心は柔軟に鍛えます
125ポジティブな感情表現だけを心がけます  
126時に自分の感情を守ります
127時代の変化に対応して歩みます
感情的な知性の育て方③心の傷は「自分で整える」 
128傷ついたことは素早く忘れます
129傷つけたらすぐに謝りましょう
130相手を責めず自浄します
感情的な知性の育て方④ユーモアやジョークに表れる「コミュニケーション上手」
1316割以上聞く側になりましょう
132相手を理解する努力をしましょう
133親しい間柄でもネガティブな話は控えめに
134相手に合わせて聞きましょう
135 否定せず、まず受け入れます
136冗談を上手に受け止めます  
137 ジョークの基本
138柔らかで美しい言葉を選びます
感情的な知性の育て方⑥切り離してはいけない「言葉と行為」
139 約束を守りましょう
140「口先だけ」は危険です
感情的な知性の育て方⑦美しい心の成長と自分の変化をみる「良いこと日記」 
141「良いこと日記」の付け方

第6章 安心感は自分の美意識から
美意識と安心感①恐怖心を和らげ、確信を持つための「感性」磨き
142恐怖心の扱い方に注意します
143考える基準を自分の中に持ちます
144確かな情報だけを発信します
145自分の美意識の傾向をつかみます
146 日常生活で美的認定のチャンスを増やします
147 手作りのプレゼントは親しさの表現です
148伝えないことも自分発信です
美意識と安心感④「変化」を受け入れ「想像力」を豊かにして「思いやり」を発揮
149想像力は思いやりの気持ちを高めます
150変化を受け入れましょう
美意識と安心感⑤他者を「尊重し敬意を持つこと」で美しい「礼儀」の誕生 
151他者からの反応ではなく、自分の行為に集中します
152つねに相手が先です
153相手の失礼は自分を振り返るチャンスです
154 マナーを心配しすぎず堂々とふるまいます
美意識と安心感⑥美しい生活は一瞬の「選択」が積み重なった確信  
155自分を探すのではなく創ります
156つねに美しい選択をする
美意識と安心感⑦平安時代の優しい伝授法「感染教育」 
157美を感染させます
158子どもは親の真似をします
159笑顔の感染は毎日経験します
160現代的感染方法

第7章気品を心肝に持てば無敵
気品の育て方①気品は洗練されたシンプルな感情表現であり「人間性の高み」 
161気品は感情であることを意識します
162「気品」を感情の中心に置きます
163とっさのときこそ気品が頼りです
164気品の感情表現を身につけます
気品の育て方②「度量」は受け止め方の極み  
165いつも心はクリアにしておきます
166ネガティブの解毒剤は柔軟さ
167覚悟を持って受け止めます
気品の育て方③自分の個性は消えない「ニュートラル」な感情表現 
168ニュートラルな感情の練習
169ほど良い交流を心がけます
170婉曲な表現をします
171 ニュートラルな表現は究極の優しさです
気品の育て方④「否定のない言葉」で見守る優しさ 
172否定しない表現を心がけます
173問題を深追いしません
気品の育て方⑤「温もりの一定化」は相手との距離の取り方が決め手 
174不安定な感情が広がらないようにします
175温もりの安定が気品への近道です
気品の育て方⑥心肝に自分らしい気品があると「差別」や「偏見」の表現は無用 
176恐れが偏見や差別になります
177表現しないという美しい選択をします
178愛と気品はすべてに勝ると信じます
気品の育て方⑦自身のある謙虚さはエレガンスな「内面的ステータス」の輝き
179物所有(ステータスシンボル)ではなく内面的ステータスを持ちます
180内面のステータスを磨きます
181優れたデザインには気品があります
182内面的ステータスは気品を維持します
183気品顔をつくりましょう
184自信のある謙虚さを持ちましょう
185気品の成り立ちのポイント
186気品がもたらすもの

Author description 著者情報

加藤ゑみ子

インテリアアーキテクト。(株)空間構造代表取締役。桑沢デザイン研究所インテリア住宅専攻科卒。加藤ゑみ子インテリアサロン、オープンハウスの設立を経 て、1988年、(株)空間構造を設立。住宅・インテリア設計、住宅関連商品におけるデザインを専門とし、生活研究、テーブルセッティング等にも造詣が深い。『お嬢さまことば速修講座』『淑女のルール』等、小社から刊行のライフスタイル書籍は、累計82万部を超え、なかでも『気品のルール』は、イタリア、スペイン、中国、台湾、韓国など7ヵ国で出版されている。
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