藤野智哉(ふじの・ともや)
1991年生まれ。精神科医。産業医。公認心理師。
秋田大学医学部卒業。幼少期に罹患した川崎病が原因で、心臓に冠動脈瘤という障害が残り、現在も治療を続ける。
学生時代から激しい運動を制限されるなどの葛藤と闘うなかで、医者の道を志す。
精神鑑定などの司法精神医学分野にも興味を持ち、現在は精神神経科勤務のかたわら、医療刑務所の医師としても勤務。
障害とともに生きることで学んできた考え方と、精神科医としての知見を発信しており、メディアへの出演も多数。
著書に『「そのままの自分」を生きてみる』(ディスカヴァー)、『自分を幸せにする「いい加減」の処方せん』(ワニブックス)、『精神科医が教える 生きるのがラクになる脱力レッスン』(三笠書房)などがある。

「誰かのため」に生きすぎない(特装版)
1760円 (税込) ※1
発売日:2025/4/17
ISBN:978-4-7993-3145-3
Product description 商品説明
4万部突破!「心のお守りみたいな本」と話題の一冊が特装版で登場!
Twitterフォロワー11万人、メディアでも大人気!の精神科医が教える、力を抜いて生きるコツ
仕事・人間関係・子育て・介護など、誰かのためにがんばりすぎてしまうあなたへ。
一生懸命だったり、周りに気を配れたり、誰かのためにがんばれる人は素敵な人です。
でも、がんばりすぎてしまって自分が倒れたり、つぶれてしまったら、あなたがもったいない。
本書では、頑張りすぎてしまう人が適切に休んだり甘えたりすることができるよう、
疲れてしんどい心にしみ込む、ゆるっと優しい言葉たちと精神科医の知見を贈ります。
・「さぼっているんじゃない。エネルギー溜めてるだけ」で休んでOKなんですよ
・嫌な人のために、あなたの大切な時間を浪費しちゃダメです
・どれだけ考えて話しても、誤解のないように行動しても、
結局、相手は見たいようにしか見ない。なら、好きに動いたらいい
・むしろ「社会がこっちに適応してこいよ」くらいの気持ちでいいと思います
・完璧じゃないし、たいしたことないし
失敗もするし、みっともない。でも、それでいい
・「みんなと仲良く」なんて幻想です。苦手な人とはどんどん距離をとろう
・あなたにとって「仕事」は、「大事なものランキング」の何位ですか?
仕事が一番大事じゃなく、あなたが一番大事です
***
【はじめに より】
精神科医として多くの人とかかわる中でよく感じることがあります。
それは、「誰か」にためにがんばれる人、他人には「無理してない?」「疲れてない?」って気づいてあげられる優しい人も、
なぜか自分の疲れやしんどさには目を向けてあげられないことがとても多いな、ってことです。
(中略)
たとえば、子どものため、家族のためにってがんばっている人。自分のことについては後回しで、体や心の悲鳴に気づいてあげられてないことありませんか?
あるいは職場で、部下のため、同僚のため、チームのみんなのためって、一生懸命で献身的な人。
でもそのために自分の生活は大荒れ、疲れ切って休日は寝ているだけなんてこともあるでしょう。
小さいお子さんや高齢者、病気の人など、ケアしなければいけない存在が身近にいる人もそうです。
その人を中心に生活がまわるのはしかたないともいえるけど、でもやっぱりケアする人自身の生活や人生もすごく大事です。
しんどいんなら、もっと手を抜いてもいい。
「助けて」って頼ったり、甘えたりしていい。
もっと自分を優先にしてもいい。
なんでもかんでも自分で背負わなくてもいいんです。
(中略)
この本は、仕事でも家庭でもついがんばりすぎてしまう人、人間関係で「誰か」の決めた価値観やルールに合わせすぎたり、振り回されてしまいがちな人のために書きました。
「誰かのため」に生きすぎているかもと感じたら、立ち止まって、少しだけ自分をねぎらう、自分をケアする、自分を大切にするきっかけになってほしいなって思っています。
「がんばろう」ってときほど、「がんばりすぎじゃないか」って考えてみてください。
***
Twitterフォロワー11万人、メディアでも大人気!の精神科医が教える、力を抜いて生きるコツ
仕事・人間関係・子育て・介護など、誰かのためにがんばりすぎてしまうあなたへ。
一生懸命だったり、周りに気を配れたり、誰かのためにがんばれる人は素敵な人です。
でも、がんばりすぎてしまって自分が倒れたり、つぶれてしまったら、あなたがもったいない。
本書では、頑張りすぎてしまう人が適切に休んだり甘えたりすることができるよう、
疲れてしんどい心にしみ込む、ゆるっと優しい言葉たちと精神科医の知見を贈ります。
・「さぼっているんじゃない。エネルギー溜めてるだけ」で休んでOKなんですよ
・嫌な人のために、あなたの大切な時間を浪費しちゃダメです
・どれだけ考えて話しても、誤解のないように行動しても、
結局、相手は見たいようにしか見ない。なら、好きに動いたらいい
・むしろ「社会がこっちに適応してこいよ」くらいの気持ちでいいと思います
・完璧じゃないし、たいしたことないし
失敗もするし、みっともない。でも、それでいい
・「みんなと仲良く」なんて幻想です。苦手な人とはどんどん距離をとろう
・あなたにとって「仕事」は、「大事なものランキング」の何位ですか?
仕事が一番大事じゃなく、あなたが一番大事です
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【はじめに より】
精神科医として多くの人とかかわる中でよく感じることがあります。
それは、「誰か」にためにがんばれる人、他人には「無理してない?」「疲れてない?」って気づいてあげられる優しい人も、
なぜか自分の疲れやしんどさには目を向けてあげられないことがとても多いな、ってことです。
(中略)
たとえば、子どものため、家族のためにってがんばっている人。自分のことについては後回しで、体や心の悲鳴に気づいてあげられてないことありませんか?
あるいは職場で、部下のため、同僚のため、チームのみんなのためって、一生懸命で献身的な人。
でもそのために自分の生活は大荒れ、疲れ切って休日は寝ているだけなんてこともあるでしょう。
小さいお子さんや高齢者、病気の人など、ケアしなければいけない存在が身近にいる人もそうです。
その人を中心に生活がまわるのはしかたないともいえるけど、でもやっぱりケアする人自身の生活や人生もすごく大事です。
しんどいんなら、もっと手を抜いてもいい。
「助けて」って頼ったり、甘えたりしていい。
もっと自分を優先にしてもいい。
なんでもかんでも自分で背負わなくてもいいんです。
(中略)
この本は、仕事でも家庭でもついがんばりすぎてしまう人、人間関係で「誰か」の決めた価値観やルールに合わせすぎたり、振り回されてしまいがちな人のために書きました。
「誰かのため」に生きすぎているかもと感じたら、立ち止まって、少しだけ自分をねぎらう、自分をケアする、自分を大切にするきっかけになってほしいなって思っています。
「がんばろう」ってときほど、「がんばりすぎじゃないか」って考えてみてください。
***
Index 目次
1章 まずは「お休みする」だけでいい
2章 もっと自分のことを気にしてあげよう
3章 あなたの体の声が教えてくれること
4章 無理せずがんばりすぎない人間関係のヒント
5章 うかつに幸せになってもいいんじゃないかな
※本書は2023年5月に小社より出版された「「誰かのため」に生きすぎない」の限定カバー版です。カバー以外のコンテンツは同じですので、あらかじめご了承ください。
2章 もっと自分のことを気にしてあげよう
3章 あなたの体の声が教えてくれること
4章 無理せずがんばりすぎない人間関係のヒント
5章 うかつに幸せになってもいいんじゃないかな
※本書は2023年5月に小社より出版された「「誰かのため」に生きすぎない」の限定カバー版です。カバー以外のコンテンツは同じですので、あらかじめご了承ください。
※1 店舗ごとの消費税の端数の計算方法の違いによっては、お会計額に誤差が生じる場合があります。