臨床心理士・公認心理師。
日本福祉大学非常勤講師。国際基督教大学博士前期課程修了(アーツ・サイエンス研究科比較文化)、愛知学院大学大学院博士前期課程修了(心身科学研究科心理学)。
医療機関でカウンセリングや心理検査などを行うほか、大学・専門学校での講師も務める。2020年からはカウンセリングルーム9Bにも所属し、対面・オンラインでのカウンセリングを実施。主な専門は、トラウマ関連疾患や解離性障害、発達障害の心理療法など。著書に『子どものトラウマ治療』(分担執筆:診断と治療社)、『トラウマと解離の文脈』(共訳:金剛出版)などがある。
カウンセリングルーム9B公式サイト:https://9broom.sumomo.ne.jp/

振り回されるのはやめるって決めた
1980円 (税込) ※1
発売日:2025/7/25
ISBN:978-4-7993-3174-3
Product description 商品説明
noteで大反響!臨床心理士が教える【自他境界】の入門書
自分と他者を隔てる境界線をひいて、すこやかな人間関係をつくろう
★購入者限定特典:バウンダリーづくりのエクササイズシート(PDF)つき
◆こんなことで悩んでいませんか?
・断るのが苦手で、いつも誰かに振り回される
・助けを求めたり、相談したりすることができない
・相手のちょっとした言動がいつまでも気になってしまう
・他人が怒られているのを見ると、自分のことのように感じてしまう
・親や友人など特定の人と関わると、ドッと疲れたりいつまでも落ち込んでしまう
・DVやモラハラなど、暴力をふるわれる、あるいはふるってしまう
・上下関係になっている友人がいるが、関係を切ることができない
もしひとつでも当てはまるのであれば、「自他境界」に問題があるのかもしれません。
◆自他境界(自分と他者を隔てる境界線)がきちんと機能していると、私たちは人とのつながりのなかで「個人の幸福」と「健全な人間関係」を同時にかなえられます。この自他境界を、本書では「バウンダリー」と呼びます。
ときどき「自分と他者を切り分けて自己主張することだけ」をバウンダリーだと捉える人がいますが、それは単に境界線を引くだけで、自分のまわりから人が離れてしまったり自分の成長を妨げたりしてしまう可能性もあります。
本書では、自分ばかり苦しむわけでも、自分の意見ばかり押し通すわけでもない、まわりの人とすこやかな関係を築くためのバウンダリーづくりの方法を紹介していきます。
◆あなたの境界線はどのタイプ?
・まわりに合わせすぎてしまう【迎合タイプ】
・誰にも弱さを見せられない【回避タイプ】
・他者をコントロールしたい【支配タイプ】
・相手のニーズがわからない【無反応タイプ】
・バランスよく自他を尊重できる【バウンダリー】
◆さまざまな場面で生じる境界線の問題も解説します
・家族:過干渉/役割の逆転/金銭的な依存と支配…
・パートナー:ニコイチ/カップルダンス/嫌知らず…
・友人:対等でない友情/弱さを見せられない/人間関係のリセット…
・仕事:バーンアウト/パワハラ…
◆本書では、自他境界の問題の深さを4つの段階に分け、それぞれの状態にあわせた解決策を提案します。
特定の相手との関係だけに悩んでいる人も、常に苦しくて身動きがとれなくなってしまっている人も、ぜひお手に取ってみてください。
自分と他者を隔てる境界線をひいて、すこやかな人間関係をつくろう
★購入者限定特典:バウンダリーづくりのエクササイズシート(PDF)つき
◆こんなことで悩んでいませんか?
・断るのが苦手で、いつも誰かに振り回される
・助けを求めたり、相談したりすることができない
・相手のちょっとした言動がいつまでも気になってしまう
・他人が怒られているのを見ると、自分のことのように感じてしまう
・親や友人など特定の人と関わると、ドッと疲れたりいつまでも落ち込んでしまう
・DVやモラハラなど、暴力をふるわれる、あるいはふるってしまう
・上下関係になっている友人がいるが、関係を切ることができない
もしひとつでも当てはまるのであれば、「自他境界」に問題があるのかもしれません。
◆自他境界(自分と他者を隔てる境界線)がきちんと機能していると、私たちは人とのつながりのなかで「個人の幸福」と「健全な人間関係」を同時にかなえられます。この自他境界を、本書では「バウンダリー」と呼びます。
ときどき「自分と他者を切り分けて自己主張することだけ」をバウンダリーだと捉える人がいますが、それは単に境界線を引くだけで、自分のまわりから人が離れてしまったり自分の成長を妨げたりしてしまう可能性もあります。
本書では、自分ばかり苦しむわけでも、自分の意見ばかり押し通すわけでもない、まわりの人とすこやかな関係を築くためのバウンダリーづくりの方法を紹介していきます。
◆あなたの境界線はどのタイプ?
・まわりに合わせすぎてしまう【迎合タイプ】
・誰にも弱さを見せられない【回避タイプ】
・他者をコントロールしたい【支配タイプ】
・相手のニーズがわからない【無反応タイプ】
・バランスよく自他を尊重できる【バウンダリー】
◆さまざまな場面で生じる境界線の問題も解説します
・家族:過干渉/役割の逆転/金銭的な依存と支配…
・パートナー:ニコイチ/カップルダンス/嫌知らず…
・友人:対等でない友情/弱さを見せられない/人間関係のリセット…
・仕事:バーンアウト/パワハラ…
◆本書では、自他境界の問題の深さを4つの段階に分け、それぞれの状態にあわせた解決策を提案します。
特定の相手との関係だけに悩んでいる人も、常に苦しくて身動きがとれなくなってしまっている人も、ぜひお手に取ってみてください。
Index 目次
はじめに
第1章:自他境界とは何か
自他境界の5つのタイプ
「いや」と言えない 迎合タイプの境界線
「ほしい」を言えない 回避タイプの境界線
「いや」を受け入れない 支配タイプの境界線
「ほしい」を受け入れない 無反応タイプの境界線
バウンダリー 心地よい境界線
相手によって境界線のタイプが変わることもある
第2章:境界線に問題があると何が起こるのか
相手ごとに起こりやすい境界線の問題
家族間で生じる境界線の問題
・過干渉
・秘密のない家族
・過度な忖度
・役割の逆転
・金銭的な依存と支配
・三角関係
パートナー間で生じる境界線の問題
・ニコイチ
・カップル・ダンス
・嫌知らず
友人間で生じる境界線の問題
・対等でない友情
・弱さを見せられない
・人間関係のリセット
・影響の受けやすさ
仕事・職場で生じる境界線の問題
・バーンアウト
・パワハラ
第3章:バウンダリーとは何か
バウンダリーの定義
バウンダリーの役割
・① 自分自身をつくり上げる
・② 負うべき責任とその範囲を明らかにする
・③ 良いものを取り込み、悪いものを排出する
・④ 成熟を導く
バウンダリーの実際
・何がバウンダリーになるのか
・何がバウンダリーではないのか
第4章:バウンダリーの発達とそれを阻害するもの
3つの疑問
バウンダリーの発達
・つながりの獲得:共生の段階
・境界線のはじまり:分化の段階
・力の感覚の出現:練習の段階
・バウンダリーの成立:再接近の段階
・三者関係の成立:個体化の段階
・学童期から青年期にかけてのバウンダリーの発達
境界線が不安定になるとき
・①境界線の発生の段階でのケア vs. 境界線の発生の段階での傷つき
・②成長期のケア vs. 成長期での傷つき
・③ポジティブな内的要因 vs. ネガティブな内的要因
・④ポジティブな外的要因 vs. ネガティブな外的要因
・⑤三者関係 vs. 二者関係
・⑥安全で安心な環境 vs. トラウマ
3つの疑問の答え
第5章:バウンダリーづくりの「最良の方法」――「いや」を伝え、メンテナンスし、適切な距離をとる
境界線の問題の4つの段階
バウンダリーづくりの「最良の方法」
・バウンダリーを主張する(「いや」「ほしい」を伝える)
・境界線をメンテナンスする
・環境調整をする(適切な距離をとる)
さまざまな関係における一般的な境界線の問題
・家族間の境界線の特徴とバウンダリー
・パートナー間の境界線の特徴とバウンダリー
・友人間の境界線の特徴とバウンダリー
・仕事での境界線の特徴とバウンダリー
「最良の方法」の限界
第6章: どうしても「いや」を言えないときにどうするか――バウンダリーを明確にする3つのステップ
複雑な境界線の問題
・境界線の問題が複雑化するとき
・複雑な境界線の問題が生じているサイン
複雑な境界線の問題への対処法
ステップ1 絆をつくる
・絆づくりが一番、バウンダリーは二番
・絆づくりのための2つのポイント
・つながりがどうバウンダリーをつくるのか
ステップ2 力を取り戻す
・身体の声に耳を傾ける
・身体の感覚を高める
・楽しみを見つける
ステップ3 小さなバウンダリーを設定する
・つながりと楽しみのスペースを優先して確保する
・バウンダリーづくりの順番を意識する
・小さなバウンダリーを設定する
カイロスを待ちながら
第7章:深刻な境界線の問題
重大な境界線の侵害:トラウマ
・トラウマと境界線
・トラウマと境界線の段階
深刻な境界線の問題
・深刻な境界線の問題の実際
・深刻な境界線の問題が生じているサイン
・深刻な境界線の問題の対処法
おわりに
参考文献
特典のご案内
第1章:自他境界とは何か
自他境界の5つのタイプ
「いや」と言えない 迎合タイプの境界線
「ほしい」を言えない 回避タイプの境界線
「いや」を受け入れない 支配タイプの境界線
「ほしい」を受け入れない 無反応タイプの境界線
バウンダリー 心地よい境界線
相手によって境界線のタイプが変わることもある
第2章:境界線に問題があると何が起こるのか
相手ごとに起こりやすい境界線の問題
家族間で生じる境界線の問題
・過干渉
・秘密のない家族
・過度な忖度
・役割の逆転
・金銭的な依存と支配
・三角関係
パートナー間で生じる境界線の問題
・ニコイチ
・カップル・ダンス
・嫌知らず
友人間で生じる境界線の問題
・対等でない友情
・弱さを見せられない
・人間関係のリセット
・影響の受けやすさ
仕事・職場で生じる境界線の問題
・バーンアウト
・パワハラ
第3章:バウンダリーとは何か
バウンダリーの定義
バウンダリーの役割
・① 自分自身をつくり上げる
・② 負うべき責任とその範囲を明らかにする
・③ 良いものを取り込み、悪いものを排出する
・④ 成熟を導く
バウンダリーの実際
・何がバウンダリーになるのか
・何がバウンダリーではないのか
第4章:バウンダリーの発達とそれを阻害するもの
3つの疑問
バウンダリーの発達
・つながりの獲得:共生の段階
・境界線のはじまり:分化の段階
・力の感覚の出現:練習の段階
・バウンダリーの成立:再接近の段階
・三者関係の成立:個体化の段階
・学童期から青年期にかけてのバウンダリーの発達
境界線が不安定になるとき
・①境界線の発生の段階でのケア vs. 境界線の発生の段階での傷つき
・②成長期のケア vs. 成長期での傷つき
・③ポジティブな内的要因 vs. ネガティブな内的要因
・④ポジティブな外的要因 vs. ネガティブな外的要因
・⑤三者関係 vs. 二者関係
・⑥安全で安心な環境 vs. トラウマ
3つの疑問の答え
第5章:バウンダリーづくりの「最良の方法」――「いや」を伝え、メンテナンスし、適切な距離をとる
境界線の問題の4つの段階
バウンダリーづくりの「最良の方法」
・バウンダリーを主張する(「いや」「ほしい」を伝える)
・境界線をメンテナンスする
・環境調整をする(適切な距離をとる)
さまざまな関係における一般的な境界線の問題
・家族間の境界線の特徴とバウンダリー
・パートナー間の境界線の特徴とバウンダリー
・友人間の境界線の特徴とバウンダリー
・仕事での境界線の特徴とバウンダリー
「最良の方法」の限界
第6章: どうしても「いや」を言えないときにどうするか――バウンダリーを明確にする3つのステップ
複雑な境界線の問題
・境界線の問題が複雑化するとき
・複雑な境界線の問題が生じているサイン
複雑な境界線の問題への対処法
ステップ1 絆をつくる
・絆づくりが一番、バウンダリーは二番
・絆づくりのための2つのポイント
・つながりがどうバウンダリーをつくるのか
ステップ2 力を取り戻す
・身体の声に耳を傾ける
・身体の感覚を高める
・楽しみを見つける
ステップ3 小さなバウンダリーを設定する
・つながりと楽しみのスペースを優先して確保する
・バウンダリーづくりの順番を意識する
・小さなバウンダリーを設定する
カイロスを待ちながら
第7章:深刻な境界線の問題
重大な境界線の侵害:トラウマ
・トラウマと境界線
・トラウマと境界線の段階
深刻な境界線の問題
・深刻な境界線の問題の実際
・深刻な境界線の問題が生じているサイン
・深刻な境界線の問題の対処法
おわりに
参考文献
特典のご案内
※1 店舗ごとの消費税の端数の計算方法の違いによっては、お会計額に誤差が生じる場合があります。