おりがみで学ぶ図形パズル

おりがみで学ぶ図形パズル

著 | 山口榮一
1100円 (税込) ※1

ページ数:128ページ
発売日:2008/7/20
ISBN:978-4-88759-647-4

Product description 商品説明

算数を学ぶときに、一番大切なことは何だと思いますか?

それは、公式や解法を「覚える」のではなく、どうしてそういう答えになるのか「わかる」ことです。
丸暗記したことは簡単に忘れてしまいますが、しっかり理解したことは忘れません。
では、「わかる」ための近道は何か?
それは、頭の中で考えるのではなく、実際に手を動かして、やってみることです。
折ったり切ったりすることでさまざまな形をつくれるおりがみは、その格好の材料といえます。

本書では、おりがみを使ったさまざまなタイプの図形パズルを50題厳選しました。
おりがみを折って三角形や四角形をつくる問題、おりがみの面積や角度をもとめる問題、そしてかけ算や分数の計算をおりがみを利用して考える問題などを通して、
算数センスや発想力をぐんぐん伸ばすことができます。

子どもの大好きな「おりがみ」を使うことで、算数の苦手なお子さんでも楽しく学べるのも特徴です。
問題が解けないときは、無理をせず、答えを見てみましょう。
解説のとおりに折ってみることで、図形の感覚が自然に身につきますし、折り目を見ることで補助線や線対称のイメージをつかむこともできます。

「算数を考えることを楽しむ」――本書はそのための最適教材といえるでしょう。

Author description 著者情報

山口榮一

1947年生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科教育学専攻博士課程修了。玉川大学名誉教授、現在、仙台白百合女子大学教授。
専門は、教育プログラムの研究開発、評価、メディアの教育利用、教師教育など。
「作りながら学び、学びながら遊ぶ」をコンセプトとしている。

これまで、小学館通信添削学習教材「ドラゼミ」の算数テキスト、ポイントマスタ問題の監修執筆や、学習塾講師の集団指導検定プログラム、
個人指導検定プログラムの作成など、いくつかのプログラム開発プロジェクトにかかわってきた。

主な著書に、本書の姉妹書の『おりがみで学ぶ図形パズル』(小社刊)のほか、『授業のデザイン』『教材づくりのためのFLASH 20 Lessons』
(以上、玉川大学出版部)、『21世紀コンピュータ教育事典』(編集代表、旬報社)などがある。
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