思考のボトルネックを解除しよう!

思考のボトルネックを解除しよう!

著 | 石川和幸
1650円 (税込) ※1

ページ数:272ページ
発売日:2008/8/20
ISBN:978-4-88759-648-1

Product description 商品説明

一般に、仕事の場で頭がよいといわれるのは、どういう人なのか? 自分自身の仕事の場での頭をよくしていくには、どこをどのように高めていったらいいのでしょうか?
本書では、頭の良さは、
情報(マテリアル=情報量)×手法(メソッド=思考法)×技能(スキル=訓練)
によって決まると定義しています。そして、制限を加えている部分=ボトルネックを見つけ、それを解除することによって、本来もっている能力を最大限に発揮していくこと、それが本書の目的です。

ボトルネックというのは、瓶(ボトル)の細くなっている首という意味で、本書のカバーのイラストにもあるように、砂時計の細くなっている部分よろしく、アウトプットを制限している部分のこと。
たとえば、思考力はあるのだけれど、あまりにも新しい情報に疎くて良い仕事ができない人とか、逆に、情報量・知識量は豊富なのに、雑学博士になっているだけで仕事の場では使えない人とか、身のまわりにいませんか?
その場合、前者は、情報収集力が、後者は思考法(メソッド)の部分がボトルネックになっているのです。

巷にはさまざまな・思考法・勉強法・情報収集法・時間管理法の本があふれています。それらは、一つひとつは、非常に興味深く有用なのですが、読んでいくと、知識や方法論ばかりがばらばらに頭の中に入っていくばかりで、どうもうまく使いこなせていないということも多いと思います。

本書では、アクセンチュアなどでコンサルタントを務めた後、わが国有数のSCMのプロとして、日本の製造業のノウハウにも詳しい著者が、それらの全体像と相互の関係を示すと同時に、主要な技法の基本についても、わかりやすく、かつ本質的に述べていきます。いわば、ここ2,3年に話題になったそれらの本を読んだ方には、そこから得た知識を整理し、本当に使えるものにしていくための教科書ともなる本です。
特に、外資系の戦略系コンサルタントの本で、フレームワーク、ロジックツリー、論理思考、フェルミ推定、仮説思考などを学んだ人には、それらを使いこなしていく上で重要な本質を知ることができるでしょう。

でも、本書で著者が一番に言いたかったことは、実は、以上のことが書いている6章のあと、7章と8章にあります。そもそも自分で自分の可能性に制限を与えていないか? ヒントは、ドラゴン桜と野茂選手の共通点にあります。何かって? それは、本書をご覧ください。

Author description 著者情報

※1 店舗ごとの消費税の端数の計算方法の違いによっては、お会計額に誤差が生じる場合があります。