1956年、東京都生まれ。HONDAにて自動車産業に関わるルールメーキング、リスクマネジメント、コーポレートガバナンス関連の対応を主管したほか、海外駐在時は販社開発・M&A等を行う。マネジメント、マーケティングなどの研究で発掘した欧米のビジネス書を翻訳・紹介しつつ、国内外の政府のルールメーカーやビジネスパーソンと広く交流している。専修大学大学院客員教授。
著書に『なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか』『日本国憲法はどう生まれたか?』 (ディスカヴァー携書)『白洲次郎に学ぶビジネスの教科書』(講談社)がある。
日本国憲法はどう生れたか?
1100円 (税込) ※1
ページ数:280ページ
発売日:2013/7/6
ISBN:978-4-7993-1354-1
Product description 商品説明
この憲法は〝押しつけ〟だったのか?
ルールメーキング論から見る日本国憲法
1946 年 2 月 13 日に行われた日米会談??。マッカーサー元帥の幕僚ホイットニー准将は、吉田茂外相以下日本政府メンバーに、突然、GHQ 憲法草案を手渡した。その後の懸命の交渉にも関わらず、この草案は、現在の日本国憲法の基となる。当時、多くの日本国民はこの憲法を歓迎した。
会談に同席していた白洲次郎は後に「この憲法は占領軍によって強制されたものであると明示すべきであった」と自身のエッセイに書いている。
憲法制定の舞台裏で、どんな交渉があったのか?
当時の英文一次資料を丁寧に読み解く中で、憲法の原点が見えてくる。そこには、吉田茂、マッカーサー、白洲次郎など、ルールメーカーたちのギリギリの利害調整の交渉のドラマが展開していた。
---
物語に登場するルールメーカーたちは、それぞれが利害意識を持っている。
彼らが、それぞれの抱く利害を衝突させ、さらに、懸命な調整を重ねます。
もちろん、威嚇も妥協もありました。
そうした利害の調整の結果、生まれたのが現在の日本国憲法です。
(「あとがき」より)
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憲法を考えようという今、ルールメーキング論の立場から、憲法制定に新たな視点を与える 1 冊。
巻末付録「GHQ憲法草案 1946 年 2 月 13 日」全文(英文。当時の日本語訳併記)。
ルールメーキング論から見る日本国憲法
1946 年 2 月 13 日に行われた日米会談??。マッカーサー元帥の幕僚ホイットニー准将は、吉田茂外相以下日本政府メンバーに、突然、GHQ 憲法草案を手渡した。その後の懸命の交渉にも関わらず、この草案は、現在の日本国憲法の基となる。当時、多くの日本国民はこの憲法を歓迎した。
会談に同席していた白洲次郎は後に「この憲法は占領軍によって強制されたものであると明示すべきであった」と自身のエッセイに書いている。
憲法制定の舞台裏で、どんな交渉があったのか?
当時の英文一次資料を丁寧に読み解く中で、憲法の原点が見えてくる。そこには、吉田茂、マッカーサー、白洲次郎など、ルールメーカーたちのギリギリの利害調整の交渉のドラマが展開していた。
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物語に登場するルールメーカーたちは、それぞれが利害意識を持っている。
彼らが、それぞれの抱く利害を衝突させ、さらに、懸命な調整を重ねます。
もちろん、威嚇も妥協もありました。
そうした利害の調整の結果、生まれたのが現在の日本国憲法です。
(「あとがき」より)
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憲法を考えようという今、ルールメーキング論の立場から、憲法制定に新たな視点を与える 1 冊。
巻末付録「GHQ憲法草案 1946 年 2 月 13 日」全文(英文。当時の日本語訳併記)。
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