クリエイション 生命創造 起源と未来
2200円 (税込) ※1
ページ数:352ページ
発売日:2014/12/26
ISBN:978-4-7993-1606-1
Product description 商品説明
本書は「生命の起源」と「生命の未来」という2部が、DNAの二重らせんのように絡まり合って構成されています。起源を裏返すと未来が、未来を裏返すと起源が見えてくるのです。そのことを象徴するように、本書もまさにそのような作りとなっています。表紙側からは「生命の起源」の物語が、180度ひっくり返した裏表紙からは「生命の未来」の物語が始まります。
「生命の起源」は、私たちの起源を探し求める壮大な推理小説です。細胞の発見からスタートし、進化説へ、そして遺伝子の世界へと冒険を続けます。さらには遺伝子を作り上げる分子の起源を求め、地球誕生の物語をひもとくことになります。ついにはとても生命など存在できないような、驚くべき場所に行きつきます。分子と生命の境目がわからなくなり、生命とは何かについて寄り道することもありますが、最後には、最新の科学がたどり着いたの生命の起源が解き明かされることになります。私たちがどのようにして誕生したかについての40億年のノンフィクションとなっています。
「生命の未来」は、遺伝子を改変していくことで生命を操作する遺伝子工学、私たちにとって有用な生物を作り出そうという合成生物学、さらには、現存の生命とは別の分子を使って生命を再構成しようというSFのような物語です。生命を操作するというこの新しいテクノロジーは、人類史に新たな1章を拓くと同時に、悪用されたり想定外の事態が発生するなどの脅威をもたらす可能性をもっています。科学者や政府や市民はそれとどう向き合っていくべきか、私たちはこのテクノロジーとどう付き合っていくべきなのかがリアルに語られる現在進行形のノンフィクションとなっています。
「生命の起源」は、私たちの起源を探し求める壮大な推理小説です。細胞の発見からスタートし、進化説へ、そして遺伝子の世界へと冒険を続けます。さらには遺伝子を作り上げる分子の起源を求め、地球誕生の物語をひもとくことになります。ついにはとても生命など存在できないような、驚くべき場所に行きつきます。分子と生命の境目がわからなくなり、生命とは何かについて寄り道することもありますが、最後には、最新の科学がたどり着いたの生命の起源が解き明かされることになります。私たちがどのようにして誕生したかについての40億年のノンフィクションとなっています。
「生命の未来」は、遺伝子を改変していくことで生命を操作する遺伝子工学、私たちにとって有用な生物を作り出そうという合成生物学、さらには、現存の生命とは別の分子を使って生命を再構成しようというSFのような物語です。生命を操作するというこの新しいテクノロジーは、人類史に新たな1章を拓くと同時に、悪用されたり想定外の事態が発生するなどの脅威をもたらす可能性をもっています。科学者や政府や市民はそれとどう向き合っていくべきか、私たちはこのテクノロジーとどう付き合っていくべきなのかがリアルに語られる現在進行形のノンフィクションとなっています。
Index 目次
起源
まえがき
目次
はじめに
第一章 生まれしもの
細胞発見小史
自然発生する生命
細胞は細胞から生まれる
多様性の起源
第二章 最初の細胞を求めて
多様な生命の多様な細胞の共通のフレーム
科学者メンデル
「われわれは気づいていないわけではない」
生命の暗号を解読せよ
私たちはみな「利き手」が同じ!?
LUCAへと向かうタイムトラベル
接ぎ木された系統樹
LUCAについてわかっている二、三のこと
第三章 暗黒の地球、生命の曙
原始地球は灼熱地獄?
月が教える地球の履歴
スープの中で生命誕生?
第四章 生命とは何か?
ミセス・グレン
生命とは情報を伝えるもの
定義できないが、見ればわかる
絶対の法則に逆らう
第五章 暗号の起源
凍結された生命の言語
ニワトリが卵で、卵がニワトリで
自己複製する化学物質
生命の文字の始まり
アルファベットのレシピ
第六章 創「生」記
すべてを受け継ぐもの
どこかほかから?
膜の起源
地球生命のふるさと
参考文献
未来
まえがき
目次
はじめに
第1章 創られしもの
スパイダーゴートのフレックルズ
簡単に混ざり合う遺伝子
遺伝子を操作する道具の始まり
合成生物学
第2章 生命の論理
時計じかけの生物
暗殺回路
遺伝子でできた回路素子
バイオカプセルで回路をインストール
生命の中の課題と、生命の外の課題
第3章 リミックス
生命の部品のISO
ハローワールド
道具化する生命
成果は誰のもの?
第4章 生命を創るべきか?
生命の改変は許されるのか?
アシロマ会議
生物兵器を作りだせるのか?
インフルエンザの毒性強化に成功
遺伝子組み換え作物をめぐる謀略
合成生物学の挑戦:マラリア
真実を手にするために
「できる」ことと「すべき」こと
第5章 別の方向性
新言語
生命とは違う分子で書かれた生命の暗号
遺伝暗号表を書き換える
DNAに刻む
参考文献
謝辞
まえがき
目次
はじめに
第一章 生まれしもの
細胞発見小史
自然発生する生命
細胞は細胞から生まれる
多様性の起源
第二章 最初の細胞を求めて
多様な生命の多様な細胞の共通のフレーム
科学者メンデル
「われわれは気づいていないわけではない」
生命の暗号を解読せよ
私たちはみな「利き手」が同じ!?
LUCAへと向かうタイムトラベル
接ぎ木された系統樹
LUCAについてわかっている二、三のこと
第三章 暗黒の地球、生命の曙
原始地球は灼熱地獄?
月が教える地球の履歴
スープの中で生命誕生?
第四章 生命とは何か?
ミセス・グレン
生命とは情報を伝えるもの
定義できないが、見ればわかる
絶対の法則に逆らう
第五章 暗号の起源
凍結された生命の言語
ニワトリが卵で、卵がニワトリで
自己複製する化学物質
生命の文字の始まり
アルファベットのレシピ
第六章 創「生」記
すべてを受け継ぐもの
どこかほかから?
膜の起源
地球生命のふるさと
参考文献
未来
まえがき
目次
はじめに
第1章 創られしもの
スパイダーゴートのフレックルズ
簡単に混ざり合う遺伝子
遺伝子を操作する道具の始まり
合成生物学
第2章 生命の論理
時計じかけの生物
暗殺回路
遺伝子でできた回路素子
バイオカプセルで回路をインストール
生命の中の課題と、生命の外の課題
第3章 リミックス
生命の部品のISO
ハローワールド
道具化する生命
成果は誰のもの?
第4章 生命を創るべきか?
生命の改変は許されるのか?
アシロマ会議
生物兵器を作りだせるのか?
インフルエンザの毒性強化に成功
遺伝子組み換え作物をめぐる謀略
合成生物学の挑戦:マラリア
真実を手にするために
「できる」ことと「すべき」こと
第5章 別の方向性
新言語
生命とは違う分子で書かれた生命の暗号
遺伝暗号表を書き換える
DNAに刻む
参考文献
謝辞
※1 店舗ごとの消費税の端数の計算方法の違いによっては、お会計額に誤差が生じる場合があります。