教育改革実践家。杉並区立和田中学校・元校長。元リクルート社フェロー。
1955年東京生まれ。1978年東京大学経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任。メディアファクトリーの創業も手がける。1993年よりヨーロッパ駐在、1996年同社フェローとなる。2003年より5年間、都内では義務教育初の民間校長として杉並区立和田中学校の校長を務める。08年~11年、橋下大阪府知事ならびに府教委の教育政策特別顧問。14年から佐賀県武雄市特別顧問。
著書は77冊で累計130万部。『人生の教科書[よのなかのルール]』『人生の教科書[人間関係]』(いずれも、筑摩書房) など人生の教科書シリーズ、『35歳の教科書』(幻冬舎)、『坂の上の坂』(ポプラ社)、『必ず食える1%の人になる方法』(東洋経済新報社)、『リクルートという奇跡』(文藝春秋)、『たった一度の人生を変える勉強をしよう』(朝日新聞出版)他多数。
また、『日経ビジネス』で8年間にわたって書評を執筆。講演会が1000回を超える人気講師でもある。
詳しくは「よのなかnet」に。
www.yononaka.net
藤原先生これからの働き方について教えてください
1650円 (税込) ※1
ページ数:264ページ
発売日:2015/12/26
ISBN:978-4-7993-1818-8
Product description 商品説明
21世紀になって、はや15年。
日本社会は「成長社会」から「成熟社会」へ、大きな変化を遂げました。
私たちの働き方も、それに合わせてアップデートさせる必要があります。
20世紀の「成長社会」の特徴は、ひとことで言えば「みんな一緒」という感覚が強かった社会。
それに対し、現在の「成熟社会」とは、「それぞれ一人一人」に細分化されていく社会です。
21世紀になり、人々は分断され、価値観は多様になり、社会は複雑化してきています。
「みんな一緒」の成長社会から「それぞれ一人一人」の成熟社会へ――。
これが理解できると、ビジネスチャンスの見つけ方も変わります。
本書では、リクルート社フェローから民間人校長へと転身し、
教育界で革新的な挑戦をし続ける藤原和博氏が、
21世紀の「成熟社会」を生き抜くための働き方を講義します。
序章にあたる〈ORIENTATION〉では、
自分の仕事の付加価値を高め、「信任(クレジット)の三角形」をつくることの意義が解説されます。
「信任の三角形」とは、いつの時代にも淘汰されない付加価値の高い仕事をするために、
3つのキャリアの「掛け算」によって100万人に1人の希少性ある存在になる、というものです。
続く〈LECTURE 1〉では、「成長社会」から「成熟社会」へ、
21世紀に社会がどう変化しているのかを明らかにします。
その上で、21世紀という成熟社会において、前章で解説された
「信任の三角形」を築き上げるために必要な基礎力である
「情報編集力」について解説します。
「状況がさまざまに異なり変化する、「正解」なき「成熟社会」では、
自分の頭の中で知識・技術・経験のすべてを組み合わせ、それぞれの状況に合わせて、
自分も他者も納得できる「納得解」を導き出す「情報編集力」が必要です。」
〈LECTURE 2〉では、この「情報編集力」を実践的に鍛える4つの方法が紹介されます。
「ブレインストーミング」「面接質問」「シミュレーション」「付加価値の問い」のそれぞれについて、
様々な例題とともに紹介され、それらを解きつつ読み進めることで、
「情報編集力」が自然と鍛えられていきます。
「情報編集力」によって自力で「納得解」を導きだしたら、
今度はそれを他者と共有する必要があります。
〈LECTURE 3〉では、「情報編集力」を駆使して紡ぎ出した納得解を
相手の脳内に直接イメージを映し出すように伝える方法について解説します。
そうして納得解を共有し、他者を巻き込みながら「信任の三角形」を形づくろうとするとき、
チームをうまく動かしていくための“マネジメント”が肝になってきます。
〈LECTURE 4〉では、経営者のみならず新入社員すらも
身に付けておくべき「経営者意識」について解説します。
最後、〈LAST LECTURE〉では、これらの理論を体現してきた著者が
自身の半生を振り返るとともに、「信任の三角形」からさらに進んで
「信任のピラミッド」をつくろうとする新しい挑戦が紹介されます。
日本社会は「成長社会」から「成熟社会」へ、大きな変化を遂げました。
私たちの働き方も、それに合わせてアップデートさせる必要があります。
20世紀の「成長社会」の特徴は、ひとことで言えば「みんな一緒」という感覚が強かった社会。
それに対し、現在の「成熟社会」とは、「それぞれ一人一人」に細分化されていく社会です。
21世紀になり、人々は分断され、価値観は多様になり、社会は複雑化してきています。
「みんな一緒」の成長社会から「それぞれ一人一人」の成熟社会へ――。
これが理解できると、ビジネスチャンスの見つけ方も変わります。
本書では、リクルート社フェローから民間人校長へと転身し、
教育界で革新的な挑戦をし続ける藤原和博氏が、
21世紀の「成熟社会」を生き抜くための働き方を講義します。
序章にあたる〈ORIENTATION〉では、
自分の仕事の付加価値を高め、「信任(クレジット)の三角形」をつくることの意義が解説されます。
「信任の三角形」とは、いつの時代にも淘汰されない付加価値の高い仕事をするために、
3つのキャリアの「掛け算」によって100万人に1人の希少性ある存在になる、というものです。
続く〈LECTURE 1〉では、「成長社会」から「成熟社会」へ、
21世紀に社会がどう変化しているのかを明らかにします。
その上で、21世紀という成熟社会において、前章で解説された
「信任の三角形」を築き上げるために必要な基礎力である
「情報編集力」について解説します。
「状況がさまざまに異なり変化する、「正解」なき「成熟社会」では、
自分の頭の中で知識・技術・経験のすべてを組み合わせ、それぞれの状況に合わせて、
自分も他者も納得できる「納得解」を導き出す「情報編集力」が必要です。」
〈LECTURE 2〉では、この「情報編集力」を実践的に鍛える4つの方法が紹介されます。
「ブレインストーミング」「面接質問」「シミュレーション」「付加価値の問い」のそれぞれについて、
様々な例題とともに紹介され、それらを解きつつ読み進めることで、
「情報編集力」が自然と鍛えられていきます。
「情報編集力」によって自力で「納得解」を導きだしたら、
今度はそれを他者と共有する必要があります。
〈LECTURE 3〉では、「情報編集力」を駆使して紡ぎ出した納得解を
相手の脳内に直接イメージを映し出すように伝える方法について解説します。
そうして納得解を共有し、他者を巻き込みながら「信任の三角形」を形づくろうとするとき、
チームをうまく動かしていくための“マネジメント”が肝になってきます。
〈LECTURE 4〉では、経営者のみならず新入社員すらも
身に付けておくべき「経営者意識」について解説します。
最後、〈LAST LECTURE〉では、これらの理論を体現してきた著者が
自身の半生を振り返るとともに、「信任の三角形」からさらに進んで
「信任のピラミッド」をつくろうとする新しい挑戦が紹介されます。
Index 目次
INTRODUCTION
ORIENTATION 21世紀に働く人に必要なたった2つの基礎知識
ORIENTATION 1 「自分の仕事の付加価値」を計算する
ORIENTATION 2 「信任(クレジット)の三角形」をつくる
LECTURE 1 「情報編集力」の時代に脳みそをアップデートする
LECTURE 1-1 「成熟社会」が始まった! そこで求められる人材とは?
LECTURE 1-2 「正解」のない時代、求めるべき「解」とは?
LECTURE 1-3 情報編集力は「つなげる力」─
LECTURE 1-4 頭を「情報編集」モードに切り替えよう!
LECTURE 1-5 「遊び」がイマジネーションを豊かにする
LECTURE 1-6 「情報編集力」がビジネスチャンスをつくり出す
LECTURE 2 納得解を紡ぎ出す情報編集力の鍛え方
LECTURE 2-1 納得解を紡ぎ出す情報編集力トレーニング① ブレインストーミングで「修正主義脳」を鍛える
LECTURE 2-2 納得解を紡ぎ出す情報編集力トレーニング② 面接で「ロールプレイング脳」を鍛える
LECTURE 2-3 納得解を紡ぎ出す情報編集力トレーニング③ 「シミュレーション脳」を鍛える
LECTURE 2-4 納得解を紡ぎ出す情報編集力トレーニング④ 「今のよのなかにないもの」を発想する
LECTURE 3 「納得解」を共有するための伝える技術
LECTURE 3-1 コミュニケーションとは「伝達」することではなく、「共有」することである
LECTURE 3-2 初対面の15秒で相手を〝つかむ〟には?
LECTURE 3-3 「プラスモード」で人とつながる
LECTURE 3-4 「マイナスモード」で人とつながる
LECTURE 3-5 ヒアリングで「世界観」を共有する
LECTURE 4 「経営者意識」で飛躍する
LECTURE 4-1 「それぞれ一人一人」の時代に成長する組織とは?
LECTURE 4-2 21世紀の働き方を体現する「自分ベクトル」のつくり方
LECTURE 4-3 21世紀の働き方の基本は「〝皆〟経営者主義」
LECTURE 4-4 会社をスピードアップさせる修正主義の経営で勝ち残れ
LECTURE 4-5 一瞬で会社が変わる「シンボルのマネジメント」
LECTURE 4-6 上下の壁を越えるコミュニケーションを創り出す
LECTURE 4-7 「富士山型」から「八ヶ岳型」へ。21世紀の人生のエネルギーカーブを描こう
ORIENTATION 21世紀に働く人に必要なたった2つの基礎知識
ORIENTATION 1 「自分の仕事の付加価値」を計算する
ORIENTATION 2 「信任(クレジット)の三角形」をつくる
LECTURE 1 「情報編集力」の時代に脳みそをアップデートする
LECTURE 1-1 「成熟社会」が始まった! そこで求められる人材とは?
LECTURE 1-2 「正解」のない時代、求めるべき「解」とは?
LECTURE 1-3 情報編集力は「つなげる力」─
LECTURE 1-4 頭を「情報編集」モードに切り替えよう!
LECTURE 1-5 「遊び」がイマジネーションを豊かにする
LECTURE 1-6 「情報編集力」がビジネスチャンスをつくり出す
LECTURE 2 納得解を紡ぎ出す情報編集力の鍛え方
LECTURE 2-1 納得解を紡ぎ出す情報編集力トレーニング① ブレインストーミングで「修正主義脳」を鍛える
LECTURE 2-2 納得解を紡ぎ出す情報編集力トレーニング② 面接で「ロールプレイング脳」を鍛える
LECTURE 2-3 納得解を紡ぎ出す情報編集力トレーニング③ 「シミュレーション脳」を鍛える
LECTURE 2-4 納得解を紡ぎ出す情報編集力トレーニング④ 「今のよのなかにないもの」を発想する
LECTURE 3 「納得解」を共有するための伝える技術
LECTURE 3-1 コミュニケーションとは「伝達」することではなく、「共有」することである
LECTURE 3-2 初対面の15秒で相手を〝つかむ〟には?
LECTURE 3-3 「プラスモード」で人とつながる
LECTURE 3-4 「マイナスモード」で人とつながる
LECTURE 3-5 ヒアリングで「世界観」を共有する
LECTURE 4 「経営者意識」で飛躍する
LECTURE 4-1 「それぞれ一人一人」の時代に成長する組織とは?
LECTURE 4-2 21世紀の働き方を体現する「自分ベクトル」のつくり方
LECTURE 4-3 21世紀の働き方の基本は「〝皆〟経営者主義」
LECTURE 4-4 会社をスピードアップさせる修正主義の経営で勝ち残れ
LECTURE 4-5 一瞬で会社が変わる「シンボルのマネジメント」
LECTURE 4-6 上下の壁を越えるコミュニケーションを創り出す
LECTURE 4-7 「富士山型」から「八ヶ岳型」へ。21世紀の人生のエネルギーカーブを描こう
※1 店舗ごとの消費税の端数の計算方法の違いによっては、お会計額に誤差が生じる場合があります。