山梨県甲府市出身、在住。
19歳で統合失調症を発症。闘病を続けながら創作活動を行う。
第1回CRUNCH NOVELS新人賞で大賞を受賞。
2015年、『青春ロボット』にて作家デビュー
ドラッグカラーの空
1760円 (税込) ※1
ページ数:280ページ
発売日:2016/4/14
ISBN:978-4-7993-1866-9
Product description 商品説明
「坊主頭が鉛のように重い」
統合失調症を患った伊知郎は、デイケア施設で無為に過ぎていく時間に絶望していた。
そんなとき、社会復帰をめざす希望として、障害者技能競技大会、通称「アビリンピック」の存在を知る。
伊知郎は病気を馬鹿にする弟の弐郎や父に、「お前のような奴が大会に出ても意味が無い」と
罵倒されながらも、すがるようにしてプログラミングを学び、地区大会へ出場する。
この日を境に、伊知郎の人生は前進するはずだったのだが……。
統合失調症を患った伊知郎は、デイケア施設で無為に過ぎていく時間に絶望していた。
そんなとき、社会復帰をめざす希望として、障害者技能競技大会、通称「アビリンピック」の存在を知る。
伊知郎は病気を馬鹿にする弟の弐郎や父に、「お前のような奴が大会に出ても意味が無い」と
罵倒されながらも、すがるようにしてプログラミングを学び、地区大会へ出場する。
この日を境に、伊知郎の人生は前進するはずだったのだが……。
Index 目次
序章 具合が悪い!頼むから休ませろ!
第1章 もう五年もまともに仕事してないでしょ、どうするの
第2章 何も生産しない人生なんて生きてる意味なんかない
第3章 あなた、いつも僕たちのこと馬鹿にしてるでしょ?
第4章 人を狂わせるまで追い込んだお前らに未来なんてないからな
第5章 いつだって機会なんてものは一度しかないんだ
第6章 六年間、ずっと夢をみていた
高井弐郎
終章 ここは決して人生の終着点じゃない
第1章 もう五年もまともに仕事してないでしょ、どうするの
第2章 何も生産しない人生なんて生きてる意味なんかない
第3章 あなた、いつも僕たちのこと馬鹿にしてるでしょ?
第4章 人を狂わせるまで追い込んだお前らに未来なんてないからな
第5章 いつだって機会なんてものは一度しかないんだ
第6章 六年間、ずっと夢をみていた
高井弐郎
終章 ここは決して人生の終着点じゃない
※1 店舗ごとの消費税の端数の計算方法の違いによっては、お会計額に誤差が生じる場合があります。