何が戦争を止めるのか

何が戦争を止めるのか

著 | 小原凡司
1430円 (税込) ※1

ページ数:232ページ
発売日:2016/9/10
ISBN:978-4-7993-1966-6

Product description 商品説明

「今、世界は戦争に向かいつつあります。
私は本書のはじめに、あえてそうはっきりお伝えしようと思います。」
(「はじめに」より)


戦争に対する立場には、大きく分けて2種類の立場が存在します。
一つは、「国家は互いに協調すべき」と考える〈リベラリズム〉。
もう一つは、「国際社会はパワーゲームだ」と考える〈リアリズム〉。
この対立する2つの立場のいずれもが、戦争それ自体を望まないにもかかわらず、
残念ながら戦争を止めることはできないと、著者は指摘します。

では、何が戦争を止めるのか。
現場(海上自衛隊部隊指揮官)と研究(東京財団研究員・制作プロデューサー)の
両方を知り尽くした著者の提言「日本だからこそできること」には、
戦争のない世界を実現するために、これから日本が向かうべき方向が示されています。

●目次
第1章 世界中で「理想の崩壊」が起こっている
第2章 リベラリズムとその限界
第3章 リアリズムとその限界
第4章 柔らかいリアリズムへ
第5章 理想論抜きで戦争を止める方法

Index 目次

第1章 世界中で「理想の崩壊」が起こっている
第2章 リベラリズムとその限界
第3章 リアリズムとその限界
第4章 柔らかいリアリズムへ
第5章 理想論抜きで戦争を止める方法

Author description 著者情報

小原凡司

1985年防衛大学校卒業後、海上自衛隊回転翼操縦士として勤務、第101飛行隊長、第21航空隊司令等歴任。1998年筑波大学大学院修士課程(修士論文「中国の独立自主外交」)修了、2002年 防衛研究所一般過程修了。2003年3月~2006年4月駐中国防衛駐在官、2006年防衛省海上幕僚監部情報班長等を経て退職。2013年1月から現職。著書に『中国の軍事戦略』(東洋経済新報社)『軍事大国・中国の正体』(徳間書店)など。
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