4コマですぐわかる 新みんなの防災ハンドブック

4コマですぐわかる 新みんなの防災ハンドブック

著 | 草野かおる
1430円 (税込) ※1

ページ数:260ページ
発売日:2019/2/22
ISBN:978-4-7993-2435-6

Product description 商品説明

〈b〉「知識」は「備え」。一家に一冊!
さあ、家族みんなで「4コマ防災」をはじめましょう!〈b〉

日本は世界でもまれに見る災害大国です。
地震、津波、豪雨、台風、大規模な水害、豪雪、火災、記録的猛暑……季節がめぐるごとに、さまざまな災害が起きています。
そして、災害は、いつもの日々のすぐそばにあります。
自分と家族の命を守り、安全に生きていくには、どうしたらいいのでしょう?

この本は、2011年3月11日に発生した東日本大震災後に話題になった4コママンガ防災ブログを書籍化したものです。
防災士、イラストレーターであり、おかあさんでもある著者が、PTAや自治会を通じて16年間に渡り防災活動にかかわったことを活かし、1つの防災情報につき1つの4コママンガという形式で紹介。災害が起きたそのときに取るべき行動や、いますぐできる備え、避難生活などの非常時を乗り切るアイディアを、子どもからお年寄りまで、一目でラクラク理解することができます。
また、巻頭付録に、「7日間を自力で生きのびるために、すぐやるべき14のこと」と「わが家の逃げ地図シート」をご用意。家族がよく見る場所に貼っておけば、自然と防災意識も身につくはずです。

災害は、「他人ごと」ではなく、「自分ごと」。
さあ、自分や大切な人の身を守るために、いまこそ「防災リテラシー」を身につけましょう!

*本書は2011年8月に初版刊行の『4コマですぐわかる みんなの防災ハンドブック』を大幅に増補改訂したものです。

Index 目次

1章 災害に備える 

【いますぐできる「備え」から始めよう】
家具の配置を見直し、固定しよう
おふろの残り湯は捨てない習慣をつけよう
ペットボトルで毎日カンタン防災習慣
必要な食糧をストックしておこう
必要な医薬品の整理をしておこう
アレルギー対応食品を備蓄しよう
非常時は遠くの場所を連絡ポイントに
「避難勧告」の種類を覚えよう

【自分の家と家のまわりを知ろう】
自分の住む土地のリスクを知ろう
造成地の危険を調べよう
「耐震化の遅れ」は人も街も危険にさらす
近所を熟知しておこう
非常時の家族の集合場所を決めておこう
家のまわりの給水設備をチェックしよう
覚えておきたい「帰宅支援ステーション」
避難所の種類によって役割が異なる
オリジナルの「逃げ地図」を作ろう
公衆電話の場所を探しておこう

【あると安心!防災グッズや災害】
いざというときに活躍する手回し充電器
子どもに便利なフィッシングベスト
ふだんから車に積んでおく「防災」
見つけたら則買い「100均」防災グッズ

2章 災害発生!何をすればいいの? 

【地震が起きたらすぐ行動!】
地震発生! 脱出出口を確保しよう
頭を守るコツは手首がポイント
「すぐ飛び出さない」は時と場合による
足元の安全を確保しよう
がれきの中に閉じ込められたら
ブレーカーを落として避難すること
ブロック塀には近づかない
状況別地震対策

【火災が起きたそのとき】
消化器の使い方を覚えよう
消化器の種類はいろいろある
火や煙から安全に逃げる!
こんなにある「スプレー缶」の事故!

【豪雨そのとき】
報道される雨量を知ろう
いまさら聞けない「風速」って何?
台風のときは愛車も避難させよう
台風接近!停電・断水に備えよう
ゲリラ豪雨のときの運転に注意
土砂災害から身を守ろう

【竜巻、雷、大雪そのとき】
雪崩から身を守ろう
竜巻に備えよう(屋内)
竜巻に備えよう(屋外 )
雷から逃げる! 覚えよう「雷しゃがみ」
雪での立ち往生は命の危険!

3章 被災そのあと

【自分と家族の安全第一!】
最優先は「自分の命」です!
代用品で余震に備えよう
子どもの引き渡しルールを決めておこう
帰宅できないときは無理に帰宅しない
片づける前に「被災の写真」を撮っておく
壊れた家の「赤色の張り紙」は何? 
ツイッターで救助要請 

【停電対策をしよう】
停電の準備をしよう
徹底停電の方法
ヘッドライトと蛍光リングを使いこなそう
冷蔵庫の停電対策
冬の節電対策

4章 非常時を乗り切るアイディア 

【ふだんの道具で乗り切ろう!】
ペットボトルのキャップがシャワーに変身
惜しみなく使える新聞紙を活用しよう
ラップをいろいろ活用しよう
何にでも使えるパンティストッキング
昔から万能な手ぬぐい
チリやホコリから守ってくれるレインコート
緊急時の手作りナプキンの作り方
家にあるもので寝袋を作ろう
デニムジャケットで抱っこひもを作ろう
緊急時の赤ちゃん用おむつをつくろう
赤ちゃんのお尻ふきを手作りしよう

【お手軽調理で乗り切ろう!】

5章 非常時の衛生とメンタルケア

【待ったナシ!トイレ問題!】
トイレも下水管も被災する!
下水管の無事を確認する方法
排水の仕組みを知っておこう
「災害用トイレと」と「携帯トイレ」を知ろう
自宅のトイレを、非常用トイレにするには?
新聞紙とレジ袋で携帯トイレを作れる
庭にトイレをつくろう
みんなのトイレの衛生管理 

【非常時こそ清潔さを保とう!】
覚えておきたい骨折の応急処置
食中毒の疑いがあるときの対処法
歯磨きできないときの口内ケア
歯ぐき磨きで肺炎を予防しよう
唾液を出すマッサージをしよう
断水のときに頭を洗う方法
エコノミークラス症候群を予防しよう

【非常時の心の保ち方】
被災3週間たったら注意しよう
なかったことにしたくなる心の病気
良い睡眠のための工夫をしよう
ダンボールのついたてでプライベート確保
明日に向かってにっこり習慣
子どもの不安に気づいてあげよう
子どものストレスケア 

【犯罪から身を守る!】
ふだん以上に警戒しよう
女性をねらった犯罪に気をつけよう

6章 避難生活と復興

【避難生活で大切なこと】
「福祉避難所」を知ろう 
「ペットと一緒に避難」が原則
ペットの「同行避難」と「同伴避難」は違います
ペット用防災用品を備えよう
避難生活での二次災害に気をつけよう
自分から情報を集めよう

【被災後の片づけ、復興の心得】
がれきの片づけってどうすればいいの?
流れついただれかの家具はどう処分?
水害のあとしまつ
車が水没してしまったらどうすればいいの? 

7章 お金のことと、被災地支援

【お金のことについて知っておこう】
同じ被災でも「支援が出る」「出ない」がある
これからの人生を支える災害弔慰金のこと
「被災ローン減免精度」を知っていますか?
「火災保険」と「家財保険」を確認しよう

【支援のルールについて知っておこう】
ボランティアの基本の心構え
ボランティア保険に入っていこう
無料の「ボラバス」で被災地にいこう
自分のスキルを静かにアピールしよう
ボランティアを頼むコツ
喜ばれる救援物資とは?
物資を受け取る人の気持ちを考えよう
めぐりめぐって支援する






Author description 著者情報

草野かおる

イラストレーター/防災士。
セツモードセミナーを卒業。出版社勤務の後イラストレーターとして活動。夫と2人の娘あり。雑誌(健康、マタニティ、ベビー、料理関係など)を中心にカットやイラストルポなど手がける。PTA、自治会を通じて16年に渡り防災勉強会や防災訓練などで防災活動に関わったことを生かし、東日本大震災の数日後、ブログにて発信を始め、現在はツイッターでも多くのアクセスを集める。韓国の高麗大学でシンポジウムに参加し防災についての講演をおこなったほか、国内では、ラジオ番組の出演や、都道府県、市区町村の講演会に登壇。新聞・雑誌に掲載される。2018年には防災士の資格を取得する。
著書・共著に「おかあさんと子どものための防災&非常時ごはんブック」「「食事」を正せば、病気、不調知らずのからだになれる ふるさと村のからだを整える「食養術」」(どちらも小社刊)「伊豆の山奥に住む仙人から教わったからだがよみがえる「食養術」: ダメなボクのからだを変えた 秋山先生の食養ごはん」(徳間書店)がある。
ブログ:草野かおるの4コマ防災 http://ikinokoru.info/
ツイッター:@ kaorutofu
問い合わせ先:オフィスカンノン info@kannon.info
詳しくはこちら

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