慶應義塾大学総合政策学部教授。
専門分野は、国際安全保障論、アジア太平洋の安全保障、東アジア地域主義。
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了(政策・メディア博士)。防衛大学校講師、東京財団研究員ほか多数兼務。また、これまでに経済財政諮問会議21世紀ビジョン「グローバル化ワーキンググループ」専門委員、日本国際問題研究所研究員、日本国際フォーラム研究主幹などを歴任している。
主な著書に『アジア太平洋の安全保障アーキテクチャ: 地域安全保障の三層構造』(日本評論社)など。
世界の分断への処方箋はあるか
385円 (税込) ※1
発売日:2022/7/20
ISBN:978-4-910906-90-4
Product description 商品説明
――ウクライナ危機以後の世界はどうなってしまうのか?
ロシアのウクライナ侵攻後に起こるであろうゲームチェンジを多角的な視点で俯瞰的に解説する電子書籍シリーズ第2弾。
本作では、現在起こっている世界の分断を磁場に例え、G7プラスの磁場、中露の磁場、グローバルサウスの3つに分類し、分断への処方箋を探っていく。
本作では主に下記の問いを立てている。
・現代の世界は深い分断に向かっているのか、それとも新たな結束と協調が形成される過程にあるのか?
・世界の分断とはどのようなものか?
・なぜ分断が生じているのか?
・中露の連携は今後も続くのか?
・グローバルサウスとはなにか?
・世界の分断を解消する手立てはあるか?
これらの問いに対し、自分なりの理解を深めたい方の道しるべとなる1冊。
ロシアのウクライナ侵攻後に起こるであろうゲームチェンジを多角的な視点で俯瞰的に解説する電子書籍シリーズ第2弾。
本作では、現在起こっている世界の分断を磁場に例え、G7プラスの磁場、中露の磁場、グローバルサウスの3つに分類し、分断への処方箋を探っていく。
本作では主に下記の問いを立てている。
・現代の世界は深い分断に向かっているのか、それとも新たな結束と協調が形成される過程にあるのか?
・世界の分断とはどのようなものか?
・なぜ分断が生じているのか?
・中露の連携は今後も続くのか?
・グローバルサウスとはなにか?
・世界の分断を解消する手立てはあるか?
これらの問いに対し、自分なりの理解を深めたい方の道しるべとなる1冊。
Index 目次
はじめに
併存する磁場と世界の分断
本シリーズの構成――ウクライナ危機で世界はどう変わるのか
自由で開かれた国際秩序の揺らぎ
ロシアのウクライナ侵攻と世界の分断の再編
1.G7プラス国家群の結束
利害関係の差を乗り越えた欧州諸国
異例のスピードで進むNATOとEUの加盟問題
2.「中露の磁場(専制の孤)」は拡大するのか?
中国はどこまでロシアによる侵攻を察知していたか
中露の連携は今後も続くのか?
3.グローバルサウス:大国間競争の回避と独自の発展か
グローバルサウスとはどんな国々なのか
グローバルサウスがG7プラスと協調できない根本原因
4.世界の分断は克服できるのか?
世界の分断を食い止める手立て
G7プラスがグローバルサウスの協力を得るにはどうすればいいか
※1 店舗ごとの消費税の端数の計算方法の違いによっては、お会計額に誤差が生じる場合があります。