現代地政学 国際関係地図

現代地政学 国際関係地図

著 | パスカル・ボニファス
訳 | 佐藤絵里
2530円 (税込) ※1

ページ数:328ページ
発売日:2019/2/22
ISBN:978-4-7993-2431-8

Product description 商品説明

最高峰の知性が読み解く
世界情勢の現在と未来


世界を俯瞰する100の地図を収録!

?巨大企業は世界を支配しうるか?
?移民問題はコントロールできるか?
?中国は世界の主導権を握れるか?

?目次

イントロダクション
グローバリゼーションとはなにか│6
国際秩序│10

│第1部│世界

第1章│歴史的視点

1945年の世界秩序│20
ヨーロッパの分断│24
冷戦と雪どけ│28
非植民地化と第三世界の出現│32
ソビエト帝国の崩壊│36
1989年の戦略的状況│40
第三世界の終焉と、西側による力の独占の終焉│44

第2章│国際関係のプレイヤー

要となるプレイヤー、国家│50
国連は世界を統治できるか?│54
国際機関は脇役か?│58
NGOは新たなプレイヤーか?│62
多国籍企業は世界の新たな支配者か?│66
力を増す世論│70

第3章│地球規模の課題

国際統治とは?│76
経済発展│80
気候温暖化:戦略上の重大な脅威│83
人口増加は抑制できるか?│86
移民の動きは制御不能か?│90
テロリズムは生存にかかわる脅威か?│94
核拡散は避けられないか?│98
組織犯罪とマフィア│102
スポーツ外交│106
国際的司法機関は夢物語にすぎない?│111
民主主義と人権は広まっているか?│114
文明の衝突へ?│117

第4章│歴史上の重大な危機と戦争

ドイツの分断とベルリン危機│122
朝鮮戦争│125
スエズ戦争(第二次中東戦争)│128
キューバ危機│131
ベトナム戦争│134
アフガニスタン紛争(ソ連)│137
アフガニスタン紛争(NATO)│140
湾岸戦争│143
ルワンダ虐殺│146
バルカン半島の紛争│149
コソボ紛争│153
イラン、アメリカ、イスラエル│156
イスラエル・アラブ紛争│159
イラク戦争│163

第5章│現代の危機と紛争

ロシアとウクライナは和解不能か?│168
奈落の底に落ちたシリア│171
イスラム国(IS)は国家並みのテロ組織か?│174
イランとサウジアラビアの対決│178
イスラエルとパレスチナ:果てしない紛争?│181
イラクは再建に向かっているか?│185
東・南シナ海における緊張│188
朝鮮半島:紛争は凍結?│191
米中関係:協調か敵対か?│194

│第2部│各地域

ヨーロッパ

フランス:主要な大国│202
ドイツ:復活した大国│206
イギリス:ヨーロッパの大国?│210
イタリア:役割の見直し│213
イベリア半島│217
中央・東ヨーロッパ諸国:均質ではない地域│221
北欧:多様な特色を持つ地域│225
ヨーロッパの再建│228
紛争後のバルカン諸国│232
再確認されたロシアの強さ│235
トルコよ、どこへ行く?│240

南北アメリカ

アメリカを再び偉大にする?│246
カリブ海地域:アメリカの裏庭?│252
中央アメリカ:安定を求めて│256
アンデス諸国:新たな出発│260
コノ・スール(南の円錐):力を秘めた極地?│264

アラブ世界

マグレブ地域の統合は不可能か?│270
マシュリクは混沌とした地域か?│274
安定が脅かされるアラブ・ペルシャ湾│278

アフリカ

西アフリカ:民主化と人口問題の間で│284
中部アフリカは立ち往生?│288
東アフリカとアフリカの角:開発と専制政治の間で│292
南部アフリカの大きな存在感│296

アジア

インド:将来の大国?│302
東南アジア:地域統合と経済発展│308
朝鮮半島:分断の固定か、克服か?│312
日本:不安な大国│316
中国は世界一の大国か?│320

地図一覧│326

Index 目次

イントロダクション
グローバリゼーションとはなにか│6
国際秩序│10

│第1部│世界

第1章│歴史的視点

1945年の世界秩序│20
ヨーロッパの分断│24
冷戦と雪どけ│28
非植民地化と第三世界の出現│32
ソビエト帝国の崩壊│36
1989年の戦略的状況│40
第三世界の終焉と、西側による力の独占の終焉│44

第2章│国際関係のプレイヤー

要となるプレイヤー、国家│50
国連は世界を統治できるか?│54
国際機関は脇役か?│58
NGOは新たなプレイヤーか?│62
多国籍企業は世界の新たな支配者か?│66
力を増す世論│70

第3章│地球規模の課題

国際統治とは?│76
経済発展│80
気候温暖化:戦略上の重大な脅威│83
人口増加は抑制できるか?│86
移民の動きは制御不能か?│90
テロリズムは生存にかかわる脅威か?│94
核拡散は避けられないか?│98
組織犯罪とマフィア│102
スポーツ外交│106
国際的司法機関は夢物語にすぎない?│111
民主主義と人権は広まっているか?│114
文明の衝突へ?│117

第4章│歴史上の重大な危機と戦争

ドイツの分断とベルリン危機│122
朝鮮戦争│125
スエズ戦争(第二次中東戦争)│128
キューバ危機│131
ベトナム戦争│134
アフガニスタン紛争(ソ連)│137
アフガニスタン紛争(NATO)│140
湾岸戦争│143
ルワンダ虐殺│146
バルカン半島の紛争│149
コソボ紛争│153
イラン、アメリカ、イスラエル│156
イスラエル・アラブ紛争│159
イラク戦争│163

第5章│現代の危機と紛争

ロシアとウクライナは和解不能か?│168
奈落の底に落ちたシリア│171
イスラム国(IS)は国家並みのテロ組織か?│174
イランとサウジアラビアの対決│178
イスラエルとパレスチナ:果てしない紛争?│181
イラクは再建に向かっているか?│185
東・南シナ海における緊張│188
朝鮮半島:紛争は凍結?│191
米中関係:協調か敵対か?│194

│第2部│各地域

ヨーロッパ

フランス:主要な大国│202
ドイツ:復活した大国│206
イギリス:ヨーロッパの大国?│210
イタリア:役割の見直し│213
イベリア半島│217
中央・東ヨーロッパ諸国:均質ではない地域│221
北欧:多様な特色を持つ地域│225
ヨーロッパの再建│228
紛争後のバルカン諸国│232
再確認されたロシアの強さ│235
トルコよ、どこへ行く?│240

南北アメリカ

アメリカを再び偉大にする?│246
カリブ海地域:アメリカの裏庭?│252
中央アメリカ:安定を求めて│256
アンデス諸国:新たな出発│260
コノ・スール(南の円錐):力を秘めた極地?│264

アラブ世界

マグレブ地域の統合は不可能か?│270
マシュリクは混沌とした地域か?│274
安定が脅かされるアラブ・ペルシャ湾│278

アフリカ

西アフリカ:民主化と人口問題の間で│284
中部アフリカは立ち往生?│288
東アフリカとアフリカの角:開発と専制政治の間で│292
南部アフリカの大きな存在感│296

アジア

インド:将来の大国?│302
東南アジア:地域統合と経済発展│308
朝鮮半島:分断の固定か、克服か?│312
日本:不安な大国│316
中国は世界一の大国か?│320

地図一覧│326

Author description 著者情報

パスカル・ボニファス

国際関係戦略研究所所長
1956年2月パリ生まれ。地政学者。1991年、地政学と戦略のシンクタンク国際関係戦略研究所(略称IRIS。Iris-france.org)を設立。現在は所長。パリ第8大学ヨーロッパ研究所で教鞭をとる。地政学の分野で著名なフランス人スペシャリストの一人であり、フランスのみならず海外メディアでも常に意見を発信している。専門は核兵器、イスラエル・パレスチナ問題、スポーツの地政学(主にサッカー)である。編著書は50冊に及ぶ。
日本で翻訳されているのは『最新 世界情勢地図』(ディスカヴァー)。他、“Comprendre le monde. Les rélations internationeles éxpliquées a tous”(世界を理解しよう。国際関係が全てを教えてくれる)など多数。
詳しくはこちら

佐藤絵里

東京外国語大学外国語学部フランス語学科卒業。英語、フランス語の翻訳を手がける。
訳書に『最新 世界情勢講義50』『世にも美しい教養講座 超図解 宗教』(以上ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『紺碧海岸のメグレ』(論創社)他がある。
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